Nicholas Carrが"Google's vertical integration"というエントリーを書いている。要旨は下記の通り。 Internetの普及に伴い取引コストが下がり、企業の組織構造は垂直統合型組織から高度に専門性をもったモジュールで構成される水平分業型組織に転換をはかるというのが一般的である ところが、Googleは垂直統合を地でいっている企業であり、コンピュータ、OS、データセンター、アプリケーションソフトなど、あらゆるものを外部調達せず、自社で手がける 最近は、無線LANネットワーク、多機能携帯電話にみならず、太平洋に敷設する通信ケーブルに対しても投資を行っている フォードのような古典的垂直統合組織が苦戦を強いられ、水平分業組織が隆盛する中で、Googleは果たして唯一の例外として君臨することができるのだろうか はっきり言って「Googleの垂直統合」というテーマ