「本当にうれしい。体が強く、シュート、パス、キープ、何でもできる選手になりたい」。六日来日したサッカーのアルゼンチン代表FWメッシ選手や、「世界一」のスペイン代表の中心選手らを育てたFCバルセロナの下部組織「カンテラ」への入団が決まった八王子市の小学五年生野島快王(かいき)君(11)。身長一四五センチ、体重三五キロの小さな体が、目標に向かって一歩を踏み出した。 (加藤益丈) 野島君がサッカーを始めたのは小学二年生の時。当時、イタリアで活躍していたブラジル代表MFカカ選手のプレーをテレビで見て「楽しそう」と興味を持ち、すぐに地元の南大沢FCに入団した。 「三歳のとき、一回転んだだけで補助輪なしで自転車に乗った」と父の伸恭さん(32)も驚く優れたバランス感覚の持ち主。速さと柔らかさを兼ね備えたドリブルを武器に得点を重ね、四年生から一つ上の学年のチームに引き上げられた。 昨年六月、スペイン一部リ
ザックを語る ビアホフ 細かい指示論理的2010年10月7日12時39分 印刷 Check ザッケローニ監督について語るビアホフ氏=ドイツ・フランクフルト、内海写す ザッケローニ監督がイタリアのクラブを率いていた時、その下で元ドイツ代表FWのオリバー・ビアホフ氏(42)は飛躍を遂げた。現在はドイツ代表チームマネジャーを務めるビアホフ氏に、監督の信条や練習方法などを聞いた。 ――恩師のザッケローニ氏が日本代表監督に就任した。 「とてもうれしい。ウディネーゼで3年、ACミランで3年。私の能力を最も伸ばしてくれた監督だ。信じられないほど高度な戦術知識と明確な論理を備え、それを上手に教えることができる」 ――練習内容は。 「戦術練習の指示は細かい。スローインの状況も繰り返し練習して体に覚えこませた。ミニゲームは自由にやったことがない。常に目的がはっきりしていた」 ――戦術上、監督が譲らなかったもの
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