「若くないと磨かれない」ザック監督は“育成のマエストロ” 全体練習終了後、FW森本貴幸(右)にマンツーマン指導するザッケローニ監督 Photo By スポニチ 8日のアルゼンチンとの国際親善試合で初陣を迎える日本代表のザッケローニ監督。ACミラン、インテル・ミラノなどイタリアのビッグクラブを率いた経験を持つが、同監督が手腕を最も発揮したのはウディネーゼ時代だと言う人は多い。ガゼッタ・デロ・スポルト紙のルカ・カラマイ記者は「海外の無名の選手を育てて、他のクラブでシンボル的な存在となる選手にまで育て上げた。彼の素晴らしい能力の一面」と“育成型”指導者としての能力を高く評価する。 当時、ウディネーゼのスカウティング部門の統括責任者だった現カターニアGMのロモナコ氏も「われわれが連れてきた無名の選手たちの能力を現場で引き出したのがザッケローニだった。外国人選手に一流のサッカーを叩き込むことに成功