2007年12月27日 12:00 世界最大規模の投資会社バークシャー・ハサウェイの最高経営責任者にして逆張り・バリュー・長期投資家として名を知られ、世界の資産家ランキングでは毎年のようにマイクロソフトのビル・ゲイツ氏と共に上位にランクインされる、オマハの賢者ことウォーレン・バフェット(Warren Edward Buffett)が、相次いで「買い出動」をしていたことが明らかになった。 バフェット氏は「手堅い経営基盤を持つ企業が経営基盤に影響を及ぼさない要因で大いに値を下げ、非常にお買い得な株価に下落した時にまとめ買いし、値が正常値に戻るのをひたすら待ち、過熱感が感じられる時に売り抜ける」という、要素でまとめれば「逆張り」「バリュー」「長期」な投資家として知られている。同氏のような投資スタンスの投資家の行動は市場動向を指し示す一つの指針として、対象企業やセクターと共に多くの投資家の注目を集