お母さんのご飯は毎日食べても飽きないし、国籍を問わず懐かしい気持ちになったり、新しい冒険の味だったりする。 お母さんのその日の気分や、季節の感じ方、時には味付けが決まらないこともあるかもしれない。それでも毎日買い物に行って、食材を選んで、シンプルに調理する。昭和の家庭の朝ごはんの定番は、ちゃぶ台の上に鯵の干物とご飯、味噌汁。出来合いの総菜が日常に溢れている世の中でも、こういうシンプルな家庭の味が、一番のご馳走だと思う。 家庭の味を大事にする行燈旅館では、献立を工夫しながら、現代の日本人でも忘れてしまった味を継承し進化させて『石井家のご飯』として提供しています。健康的なメニューで、ほっと一息を感じられる食事を味わっていただくことが、最高のおもてなしと私たちは考えています。