自民、公明両党の幹事長、国会対策委員長らは29日、都内で会談し、松本復興相の言動が不適切だとして、菅首相の任命責任も視野に、国会で松本氏を追及することで一致した。 松本氏は28日の記者会見で、閣僚交代人事に対する野党の反発について聞かれ、「3月11日(の東日本大震災発生)以来、民主党も自民党も公明党も嫌いだ。政局の話はしない」などと発言した。 29日の会談では、「野党にお願いする立場にもかかわらず、信じられない言葉。任に当たる資格がない」などとする批判が続出。松本氏が記者会見中に突然サングラスをかけたことについても、「問題だ」などの指摘があがった。 松本氏は29日、都内で開かれた民主党議員のパーティーであいさつし、発言について「被災者に寄り添うことが使命であるということを言いたかった」と釈明した。