産経新聞社とFNNの合同世論調査で、東京都の石原慎太郎知事を代表とする新党結成の動きに「期待する」とした回答が51・0%に達し、半数を超えた。前回調査(4月下旬)と比べ8・1ポイント伸ばしており「期待しない」(44・6%)を初めて上回った。石原氏が表明した都による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の土地購入構想や、民主党の小沢一郎元代表との連携を明確に否定したことなどが好感を持たれたといえそうだ。 「石原新党」への期待を性・年齢別で見ると、男性の30、40代で「期待する」が6割を超え、女性の40代でも58・8%と6割弱を占めた。支持政党別では「たちあがれ日本」「その他の政党」「みんなの党」の支持層でそれぞれ6割超。自民党支持層でも58・5%の期待を集めた。公明、共産、社民3党の支持層では4割未満だった。