前回の日記の続きで、MatlabのRF Toolboxで遊んでみました。RF Toolboxには、2つのs-paraを接続したときの全体のs-paraを求める関数 cascadesparams が用意されています。この関数を用いると、2本の伝送路のそれぞれのs-paraがある場合に、その2本を接続した長い伝送路を用いて通信を行った場合の受信波形(EYE Diagram)を簡単に求めることが出来ます。ここでは、前回と同様にIEEE 802.3apのwebsiteからダウンロードしたImproved 1m Channelsというs4pを使用します。このzipファイルには2本の伝送路についてのs-paraが含まれています。 まずは、2個のs-paraを接続する部分のcodingです。最新のRF Toolboxに含まれている cascadesparams は、入力として任意の大きさの2Nx2Nの行
MatlabのRF Toolbox 2.7には、s-parameterを有理関数の伝達関数でモデル化する関数が用意されています。この関数を使うと、伝送路のS-parameterからその伝送路を通した波形のEYE Diagramを簡単に計算できそうです。早速、試してみたくなりました。 http://www.mathworks.co.jp/products/rftoolbox/description4.html まずは、このblogに実行結果を載せるためにもpublic domainにある伝送路のs-parameterが必要です。IEEE 802.3ap Backplane Ethernetのwebsiteには「典型的な」伝送路(backplane) のs-parameterが公開されています。高性能サーバ向けの長さが1mくらいのバックプレーンとよばれる巨大なPCBの伝送路を測定したs-par
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