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ブックマーク / xtech.nikkei.com (41)

  • 大成功に終わったINCJによるルネサスへの投資と反省会

    出資が行われた2013年当時、一体誰がこの復活劇を予想しただろうか。ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は、2023年8月18日、筆頭株主である官製ファンドのINCJ(旧産業革新機構)がルネサス株の一部を売却。同ファンドの保有割合が10%を下回ることにより、主要株主に該当しなくなると発表した。 日の大手半導体企業が大同団結して設立したルネサスの深刻な業績不振とその後の官製ファンドを中核とする救済について、当時はうまくいかないと揶揄(やゆ)する声が多かった。だが、出資から約10年、官製ファンドとしては極めて良好なリターンを確保してエグジット(投資資金を回収)するという理想的な展開となった。 ルネサスは、三菱電機および日立製作所から分社化していたルネサステクノロジと、NECから分社化していたNECエレクトロニクスの経営統合によって、2010年4月に設立された。ところが、業績が低迷。産

    大成功に終わったINCJによるルネサスへの投資と反省会
    palmyra
    palmyra 2023/08/30
    「INCJが得た売却収入は1.4兆円を超え、出資額の約10倍の投資リターンを確保できた」「出資が行われた2013年当時、一体誰がこの復活劇を予想しただろうか」
  • 新型iPad ProのLiDAR部を分析 ソニーの新型センサーを活用

    LiDARモジュールは樹脂製のケースに覆われていた。ケースを切断すると、レンズ部の下から基板上のVCSELとCMOSイメージセンサーが現れた。(図と写真: (a、b、c)はスタジオキャスパー、(d)はSystem Plus Consulting の図に日経クロステックが加筆) モジュール全体は樹脂製のカバーに覆われ、開ける場所がなかったため、ダイヤモンドカッターで外部を切断して、上部と下部を切り離した(図6(b))。 レンズ部の下からは、発光素子の「VCSEL(垂直共振器面発光レーザー)」のレーザーアレーと、受光素子のCMOSイメージセンサーが現われた。VCSELの光源の4つがひとかたまりになって電極につながり、それが16列並んでいた。つまり、合計64点あった(図6(c))。フランスの技術コンサルティング会社であるSystem Plus Consulting(システムプラスコンサルティン

    新型iPad ProのLiDAR部を分析 ソニーの新型センサーを活用
    palmyra
    palmyra 2020/11/12
    64点のレーザープロジェクタとSPAD画素のToFセンサ(Direct ToF方式)
  • 《日経Robo》単眼の通常画像センサでステレオ匹敵の距離画像、口径分の視差使う東芝のカラー開口技術

    この記事は2016年に掲載した日経Robotics 有料購読者向けの記事ですが 『日経Robotics デジタル版(電子版)』のサービス開始を記念して、特別に誰でも閲覧できるようにしています。 ロボットにとって要のセンサ情報となる距離画像。周囲の環境の3次元形状を表したもので、これまでステレオカメラやToF(Time-of-Flight)型の距離画像センサ、さらにはLIDARなどで点群として取得することが多かったが、ここに斬新な技術が登場した。 東芝が開発した、単眼でステレオカメラ並み精度の距離画像を取得可能にする技術である。基線長35cmほどのステレオカメラと同等の距離計測精度を、わずか数cmの単眼カメラで得られる。大幅な小型化が可能となるため、ドローンなど小型ロボットにも搭載しやすく、産業的にも大きなインパクトがありそうだ。 カラーフィルタを付加するだけ 特徴は、特殊なハードウエアが必

    《日経Robo》単眼の通常画像センサでステレオ匹敵の距離画像、口径分の視差使う東芝のカラー開口技術
    palmyra
    palmyra 2019/08/29
    ボケから距離を推定 専用カラーフィルタを使用
  • 《日経Robo》レンズ不要の日立の極薄カメラ技術、ロボットの外装や指などに“貼れる”

    この記事は、2016年に掲載した日経Robotics 有料購読者向けの記事ですが 『日経Robotics デジタル版(電子版)』のサービス開始を記念して、特別に誰でも閲覧できるようにしています。 ロボットの外装や手、指、足裏などにチップを“貼り付ける”かのようにして、カメラを装着できる。そんな技術を日立製作所が開発した。 これまでのカメラで必須の部品だった光学レンズが一切不要。厚さ1mmほどのイメージセンサのみで被写体の映像を得られる技術「FZA(Fresnel Zone Aperture)技術」を開発した1)(図1、図2)。 撮影時は、専用のパターンを印刷した薄い透明フィルムをイメージセンサの直前に貼り付けてシャッターを切るだけ。後は撮影後の画像処理によって、被写体の映像や距離画像を復元する仕組みだ。 光学系の開口部などに何らかの工夫を施し、撮影時に光線方向などの情報を光学的に符号化して

    《日経Robo》レンズ不要の日立の極薄カメラ技術、ロボットの外装や指などに“貼れる”
    palmyra
    palmyra 2019/08/29
    干渉縞から光源の距離を推定 同心円パターンをセンサに貼り付け
  • “史上最強”ファーウェイP30 Proを分解、指紋センサーは中国技術

    米中衝突の中、米企業からの輸出取引を禁じられる措置を発動された中国ファーウェイ(華為技術Huawei Technologies)だったが、両国のトップ会談により汎用部品など一部製品の輸出を認めるとの発表が出た(日経新聞の関連記事)。ただし、依然として安全保障上の懸念がある外国企業のリスト「エンティティー・リスト」には残すとしており、先行きは不透明だ。 こうした状況下で、2019年3月末に発表された「HUAWEI P30 Pro」は最先端技術をとことん詰めたスマートフォンであり、一言でいえばファーウェイの技術の結晶だ(関連記事「手持ちで50倍ズーム撮影も、写真で見る『P30 Pro』」)。しかもそれは中国の“伝統技術”とも揶揄(やゆ)される模倣の域を超え、いわゆる“とんがった”ところが満載で凄みを感じる。今回はこの製品を分析したい。

    “史上最強”ファーウェイP30 Proを分解、指紋センサーは中国技術
    palmyra
    palmyra 2019/07/22
    背面のトリプルカメラ+ToFセンサはソニー製。OLEDはサムスンではなくBOE製で変わった形のサブピクセル。
  • ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン

    同期処理が失敗した原因は、4台をつなぐスイッチの不具合。具体的には、スイッチが故障状態であるにもかからず、故障を知らせる「故障シグナル」を発信しなかった。国内線システムは故障シグナルを検知するとスイッチを予備機に切り替えるが、今回はその機能そのものを作動できなかった。 スイッチは完全に停止したわけではなく、「不安定ながらも動作していたようだ」(同)。そのため、DBサーバー間の同期は順次失敗し、停止していったと見られる。 ANA広報によると、スイッチは米シスコシステムズ製「Catalyst 4948E」という。「2010年6月の発売開始以降、世界で4万3000台、うち日で8700台を販売しているが、今回の不具合は初めての事象と聞いている」(ANA広報)。なぜ「故障シグナル」が発信できなかったかは分かっていない。 1台での縮退運転を決断 4台の完全停止から37分後、ANAは1台のDBサーバー

    ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン
    palmyra
    palmyra 2016/05/10
    スイッチのバグであんなことになってしまうとは恐ろしい。。そりゃ半導体ベンダーへの要求も厳しくなるな、、
  • マルチキャスト編 マルチキャストアドレッシングとは?

    さらに,これら以外のクラスDは次の用途に使われます。 224.0.1.0~238.255.255.255 ・・・ グローバルIPマルチキャストアドレス。インターネットで利用される 239.0.0.0~239.255.255.255 ・・・ 管理用もしくは限定的に利用される これらのマルチキャストIPアドレスは,あて先となるマルチキャストグループを指すアドレスです。例えば,あるマルチキャストグループを作り,そのマルチキャストグループに239.0.0.1を割り当てたとします。その場合,このマルチキャストグループに所属するマシンは,239.0.0.1あてのパケットを受け取ることになります。 マルチキャストMACアドレス LANで通信するにはMACアドレスが必要です。ユニキャストの場合は,ARPで取得したMACアドレス,ブロードキャストの場合は「ffff.ffff.ffff」というMACアドレスを

    マルチキャスト編 マルチキャストアドレッシングとは?
    palmyra
    palmyra 2015/10/12
    「マルチキャストグループに割り当てられたIPアドレスに対応するMACアドレスを使います」「マルチキャストIPアドレスの後ろから23ビットを,MACアドレスの固定値以外の後半23ビットに入れることにより対応させます」
  • 中国の半導体メーカーが“Google Glass”似のメガネ型端末

    中国の大手半導体メーカーRockchip Electronics社は、「Google Glass」に似た片眼シースルー方式のメガネ型端末を「2014 International CES」(米国ラスベガス、2014年1月7~10日)の自社ブースで展示している。OEM先に対して製品の形で納入することを考えているという。 仕様はGoogle Glassとほぼ同じ。720pのディスプレー、無線LAN/Bluetooth 4.0の通信機能、1080pを撮影可能なカメラ、マイクなどを備える。OEM先に対して2014年半ばからの出荷を予定しており、調達コストは200~300米ドル程度、市販価格は500~600米ドルを想定しているという。現在の製品の見た目は無骨だが、納入先の要求に応じて別のフレームなども造り分けるとしている。

    中国の半導体メーカーが“Google Glass”似のメガネ型端末
  • SIMロックフリースマホはどれがいい? 現行モデルを総括する

    2014年は「格安スマホ」が注目を浴びた。携帯電話事業者から回線を借り受けて通信サービスを提供するMVNO事業者による、通信サービスの価格競争が激化し、データ通信だけなら月額1000円程度で2GBまで使えるプランが主流となった。また、音声通話に対応するプランも増えつつある。 市場の広がりに合わせて、MVNO事業者による通信サービスの格安なSIMカードを挿して使える「SIMロックフリー」のスマートフォンも続々と登場した。従来、SIMロックフリースマホは、NTTドコモやKDDIなど大手キャリアが販売するスマホに比べると、スペックや機能面で見劣りするエントリーモデルが中心だった。 しかし、最近は、キャリア向けのスマホと比べて遜色ないハイスペックのモデルや、必要十分な機能やスペックを備えつつ、お手頃価格に抑えたミドルクラスのモデルも増えている。 ワンセグやおサイフケータイ、ケータイメールなどキャリ

    SIMロックフリースマホはどれがいい? 現行モデルを総括する
    palmyra
    palmyra 2015/03/20
    Ascend Mate 7のコスパが良い。6インチ1080p、オクタコア、RAM 2GB、カメラ13MP、指紋認証
  • 【ISSCC】舌をモゴモゴ動かして操作、米大学が新UI

    米Georgia Institute of TechnologyとカナダLaval Universityは、口の中で舌を動かして操作することができるUIとセンサ技術iTDS(intraoral tongue drive system)」を開発した。2012年2月20日から米国で開催中の「ISSCC 2012」で論文を発表したほか(論文番号:6.8)、会場内の「ADS(academy demonstration session)でも実演した。 TDSは四肢に障がいを持つ人々に向けた技術である。ユーザーの舌の表面に取り付けた磁石の位置を、磁気センサのアレーで読み取る。舌の動きにジェスチャーとして意味を割り付け、マウスなどのポインティング・デバイスやキーボード入力の機能を果たす。

    【ISSCC】舌をモゴモゴ動かして操作、米大学が新UI
    palmyra
    palmyra 2013/08/03
    去年のISSCCで出てた\(^o^)/ 週明けに論文見てみよう。。
  • 「なぜReRAMの量産一番乗りを果たせたのか」、パナソニックの責任者に聞いた

    パナソニックは2013年7月30日、ReRAM(抵抗変化型メモリ)を混載したマイコンを、業界に先駆けて2013年8月から量産すると発表した(関連記事)。ReRAMは、ストレージ・クラス・メモリ(SCM)やNANDフラッシュ・メモリ代替などをターゲットに、世界中の半導体メーカーが競って開発を進めている次世代メモリである。その量産化で、パナソニックが先陣を切ることができた理由は何か。同社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社でマイコンなどの半導体事業を統括する多那瀬寛氏(パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 セミコンダクター事業部 システムインテグレーション 総括)に聞いた。 ─韓国Samsung Electronics社など名だたる半導体メーカーが長年、ReRAMの開発を進めてきた。パナソニックが量産化で一番乗りを果たせた理由はどこにあるのか。 多那瀬氏 当

    「なぜReRAMの量産一番乗りを果たせたのか」、パナソニックの責任者に聞いた
    palmyra
    palmyra 2013/07/31
    「2011年にはReRAM混載マイコンの基盤技術を確立していたものの、量産化のハードルは予想以上に高かった」とのこと。2011年当時も0.18umプロセス。
  • パナソニック、業界初のReRAM混載マイコンを8月から量産

    パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、ReRAM(抵抗変化型メモリ)を混載した8ビット・マイコン「MN101LRシリーズ」の量産を2013年8月に開始する。血圧計や活動量計などの携帯型ヘルスケア機器や、火災報知器などのセキュリティ機器、各種のウエアラブル機器やセンサ機器、非接触ICカードなどの用途を見込む。同社北陸工場砺波地区の200mmウエハー対応の0.18μm世代ラインを用いて、100万個/月の規模で量産を開始する。既に2ケタの顧客を獲得しており、搭載製品の市場投入は2013年内に始まる見通し。ReRAMは世界中で開発競争が繰り広げられている次世代不揮発性メモリであり、量産化はこれが初めての事例だ。

    パナソニック、業界初のReRAM混載マイコンを8月から量産
    palmyra
    palmyra 2013/07/31
    Flashより低電力、高速アクセス。バイト単位で書換可能。書換は10万回、データ保持期間は85℃10年。プロセスは0.18μm。これで微細プロセスで歩留り良かったらFlash勝ち目無い…
  • 図5 光学的な構造部 にデバイス各社の差(a)左はソニーのBSI型 CMOSセンサーのカラ ー・フィルタの光学写真。 日経マクロデバイスが撮影。右は AptinaのBSI型CMOS センサーのカラー・フィル タの配置。同社のデータ。 (b)左はBSI 型CMOS センサーの断面。右は混 色を抑制するライト・ガイ ドを適用した既存の CMOSセンサーの断面。 Aptinaのデータ。

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    図5 光学的な構造部 にデバイス各社の差(a)左はソニーのBSI型 CMOSセンサーのカラ ー・フィルタの光学写真。 日経マクロデバイスが撮影。右は AptinaのBSI型CMOS センサーのカラー・フィル タの配置。同社のデータ。 (b)左はBSI 型CMOS センサーの断面。右は混 色を抑制するライト・ガイ ドを適用した既存の CMOSセンサーの断面。 Aptinaのデータ。
    palmyra
    palmyra 2013/07/07
    ソニーの裏面照射型センサはベイヤー配列ではない?
  • ソニー,OmniVision,Aptina各社の製造プロセスを分析(前)

    BSI(裏面照射)型CMOSセンサーの製造プロセスを分析した。ソニー,米OmniVision Technologies, Inc.,米Aptina Imaging Corp.のデバイス各社は,いずれも製造手法の詳細を明らかにしていない。各社への取材や入手したデバイスの観察データなどを基に,誌が製造プロセスを独自に読み解く。各社の市場戦略や手持ちの技術によって,製造プロセスに差が表れているといえよう。ここで登場した技術は,今後,性能とコストの競争が進む中で淘汰と進化を経て,将来の標準技術として定着する可能性が高い。

    ソニー,OmniVision,Aptina各社の製造プロセスを分析(前)
    palmyra
    palmyra 2013/07/07
    ソニーの裏面照射型センサの製造フロー図。「SOI基板においては,比較的厚い界面の酸化膜が歪みの緩和に役立ち,またCMP工程におけるストッパの役目をする。」
  • 銀座線渋谷駅を130m動かす

    巨大ターミナルの渋谷駅。再開発事業の一環で、2013年3月末で閉店した東急百貨店東横店の建物3階にある地下鉄銀座線のホームを、そっくり東へ130m移す。 完成予定は2021年度。同時に進む駅ビル建て替えや駅前広場整備などの事業と調整しながら、10年度の着工から10年以上をかけた一大移設プロジェクトだ。その間、銀座線の営業は止めない。 現場では、新しいホームを支えることになる5基の橋脚のうち、1基がこのほど完成。その1基だけでも約2年を要した。このコラムでは、1回目に移設事業全体の流れをまず説明し、2回目に現在進行中の工事を詳しくお伝えする。

    銀座線渋谷駅を130m動かす
    palmyra
    palmyra 2013/07/07
    10年がかりで銀座線ホームをスライド。柱1本作るのに2年、、大変だなぁ…
  • フランスArchos社 「 ARCHOS 7 home tablet」

    iPadとは一線を画すデザインを採用 ARCHOS 7 home tabletは,他の2機種が中国メーカーの製品であるのに対し,フランスのメーカーであるArchos社が販売する製品注1)。製造は,中国 Yifang Digital Technology Co., Ltdが担当しているとみられる。iPadとは一線を画すデザインを採用している。 注1) Archos社には「ARCHOS 7」という別の製品があり,紛らわしい。 外装はプラスチックだが,安っぽさはない。背面に折り畳み式のスタンドを備えており,立て掛ける形で使うこともできる。装備されている外部インタフェースは,Micro USBポート1基とmicroSDカード・スロット。他の製品に比べると,やや見劣りする。 剛性を確保するためか,前面と背面のカバーはねじ留めに加えて,内部の金具でしっかりと固定されていた。このため,カバーを開けるのは

    フランスArchos社 「 ARCHOS 7 home tablet」
  • 【分解】スマートメーターを開けてみた:後編

    次に、General Electric社のスマートメーター「KV2」の内部を分析する。KV2は外装材に透明プラスチックを採用している。その部分を取り外し、液晶パネルなどを含む上面を取り外すと、内部に3枚の基板を確認できた(図1)。この3枚の基板のうち、1枚がEthernetケーブルを接続するためのコネクタなどを実装した基板である。残りが、モデム制御ICなどを実装した基板であり、もう1枚が多数のマイコンを実装したメイン基板に相当するものだった。 GE社のカスタム・マイコンも メイン基板は、こちらも日メーカー製のマイコンが多用されていた。NECエレクトロニクス、およびOKIの刻印のあるマイコンである。こちらにも、同形状の水晶振動子が二つ実装されている。KV2もSentinel同様に、障害時のバックアップ回路を組み込んでいるもようだ。 この機種にも、Sentinelと同様にLiイオン2次電池が

    【分解】スマートメーターを開けてみた:後編
    palmyra
    palmyra 2012/08/23
    「米国メーカー製ではなく日本メーカーの部品を多用していることも目立った。日本メーカー製のマイコンなど、半導体や個別部品の品質の高さが、意外なところで裏付けられた。」
  • 【ISSCC】AMDが次期プロセサ・コア「Piledriver」に、Cyclosの共振クロック・メッシュを実装≪訂正あり≫

    米Cyclos Semiconductor Inc.は,同社の共振クロック・メッシュ(resonant clock mesh)技術を、米Advanced Micro Device, Inc.が次期プロセサ・コア「Piledriver」(開発コード名)に実装したと発表した。今回の成果について、米国サンフランシスコで開催中の「ISSCC 2012」で、両社とCyclosのスピンアウト元である米University of Michiganが共同発表している。

    【ISSCC】AMDが次期プロセサ・コア「Piledriver」に、Cyclosの共振クロック・メッシュを実装≪訂正あり≫
    palmyra
    palmyra 2012/06/18
    後藤さんの記事で出てきたResonant Clock技術。クロックツリーをバッファではなく、キャパシタで構成。インダクタの分面積増える(5%程度)が、電力は結構減る(ツリーで最大24%、チップで10%)らしい。
  • 就活シーズン到来、波乱の時代の仕事選び

    1位 東芝、2位 ソニー、3位 三菱商事、4位 日立製作所、5位 住友商事、6位 シャープ、7位 三井物産、8位 NTTデータ、9位 野村総合研究所、10位 東京電力 新年になると就職活動が活発化し、人気企業のランキングが様々な機関から発表されます。掲載した順位は、2011年の1月、つまり1年前に発表された、理系の学生を対象とした調査結果の一つです。このランキングをどう思いますか? 私にとっては、かつて15年も勤めた東芝が1位なので、退職金もほとんど貰わずに辞めて、もったいない!感じです。東芝については最後に触れます。 ランキングの中で商社は、ランキング発表の1年後の今でも安定していますが、メーカーは波乱万丈です。液晶パネルの急激な価格低下により、6位のシャープは2011年の中間決算は、前年同期の143億円の黒字から398億円の赤字に転落。 9位の野村総合研究所はメーカーではありませんが、

    就活シーズン到来、波乱の時代の仕事選び
  • 【ISSCC】聴衆の心つかんだルネサス矢野氏、「半導体はこれからだ」とIntel社~基調講演

    ISSCCともなると何事も練習。基調講演では前日にリハーサルが行われる。そして、SSCS(IEEEの集積回路関係のソサエティ)関係の授賞式ですら、予行演習が行われる。今回はその予行練習に時間がかかったのか、当日の朝8時過ぎまで廊下で待たされることに(当日のPlenary Sessionの開始時間は朝8時30分)。しかるに廊下が人であふれかえって、いやがおうにも期待感が高まっていった。

    【ISSCC】聴衆の心つかんだルネサス矢野氏、「半導体はこれからだ」とIntel社~基調講演