2018年10月31日のブックマーク (2件)

  • ドイツの右傾化勢力が敵視する〈68年世代〉リベラルとは何か(佐藤 成基) | 現代新書 | 講談社(1/3)

    右派の攻撃対象になった「68年世代」 2018年は、西側先進諸国で学生運動が広まった「1968年」から50年にあたる。ドイツでは最近、この「1968年」や「68年世代」が注目を集めるようになり、トーク番組、新聞や雑誌、単行などでこのテーマが取り上げられることが多くなっている。 だが、それは単に今年が50周年にあたるからだけではないように思われる。そこには、近年のドイツにおいて、ペギーダやAfD(ドイツのための選択肢)、新右翼運動など様々な「右」の勢力が存在感を強めるなか、右翼系の政治家・活動家たちによって、「1968年世代」という言葉がしばしば、現代のドイツ社会を悪化させ、劣化させた元凶として言及されている現状がある。 例えば、昨年連邦議会に進出し、現在世論調査での支持率が18%を超えるまでになっている右翼ポピュリスト政党AfDの政治家たちは、繰り返し「1968年世代」を攻撃している。党

    ドイツの右傾化勢力が敵視する〈68年世代〉リベラルとは何か(佐藤 成基) | 現代新書 | 講談社(1/3)
    palop
    palop 2018/10/31
    「中世ジャップランドの起源は70年代」説を唱える私としては、日本では68年革命が起きなかったがゆえに団塊ジュニアの仮想敵が戦後民主主義まで遡っちゃった説もついでに唱えたい。
  • 女性器を神聖視する「子宮系」女子たちの知られざる苦悩(橋迫 瑞穂) | 現代新書 | 講談社(1/4)

    「子宮系」という言葉をあなたは知っているだろうか。「子宮系」とは女性器である子宮を重視したり、さらには「神聖視」したりする、「スピリチュアル」なメソッドの一群を指す。 「子宮系」は、書籍やネットを通して広まった。また、子宮をケアするための生理用ナプキンが人気を集めたり、子宮を整えるセラピーやグッズを集めた「子宮フェスタ」が各地で開催されたりもしている。 「子宮系」は、ヨガやパワースポット、前世、アロマや占いなどによるスピリチュアル・ブームから派生したもので、成人女性を中心に広く支持を集めるようになった。 ただし、ウェブ上での「子宮系」に対する評価は、必ずしも好意的ではない。特に、「子宮系」が子宮という臓器を取り上げているにもかかわらず、非科学的、非医学的な見解とセットになっていることが疑問視されている。同時に、「子宮系」のセッションやイベントが、高額であることも批判されている。 確かに、「

    女性器を神聖視する「子宮系」女子たちの知られざる苦悩(橋迫 瑞穂) | 現代新書 | 講談社(1/4)
    palop
    palop 2018/10/31
    "そこには、現代日本の女性が妊娠や出産を巡って抱えている「生きづらさ」が凝縮されているのではないか"…"それでもなお、「子宮系」に手をのばす女性たちを、わたしたちは嗤うことができるだろうか"