2020年4月19日のブックマーク (2件)

  • EU離脱の原点ーー「イギリス版ファシズム」という黒い歴史(河野 真太郎)

    ブレグジットと排外主義 2020年1月31日、イギリスは正式にEUから離脱した。この離脱を問う国民投票が行われたのが2016年6月23日。実に3年半の紆余曲折を経て国民投票の結論は実行に移された。 この投票結果について、当時から現在までずっと繰り返されている説明の「型」がある。それは、EUからの移民労働力によって自分たちが職を脅かされていると考えた「排外主義的な労働者階級」が、移民排斥の意図をもって離脱を支持した、というものである。そしてそれに対し、リベラルで排外主義的ではない「多文化主義的な中流階級」は、EU残留に票を投じた、と。 この説明にはある程度の説得力があるし、数字もそれを裏付けているように見える。例えば、マーケティング・リサーチ企業イプソスによる調査結果を見てみよう。念のため、国民投票全体の結果はEUからの残留支持が約48%、離脱支持が約52%であった(投票率は72%)。イプソ

    EU離脱の原点ーー「イギリス版ファシズム」という黒い歴史(河野 真太郎)
    palop
    palop 2020/04/19
    “企業家精神と進取の精神にあふれる者であれば人種の差別はしない新自由主義的なメリトクラシー”“新たなグローバル時代において勝ち組になるためのスキルとしての多文化主義”…面白かった。
  • フランスで「1ヵ月ロックダウン」を経験、私の精神に現れた「変調」(大野 舞) @gendai_biz

    3月16日の夜、テレビの画面に現れたマクロン大統領は、国民に向けての演説で、 "Nous sommes en guerre (我々は戦争に入った)” という言葉を何度も繰り返した。その翌日、フランスはロックダウンされた。 筆者はフランス、パリの郊外で子供2人と夫の4人で暮らしている。ロックダウンによって、移動は突如として制限され、家の周囲1km以内で暮らす毎日だ。親戚にも近所の友人にも会えない状況で、一番小さな家族という単位のみで過ごす日々が始まって1ヶ月が経つ。 ここで書く話はあくまで、パリの郊外に暮らすフリーランスの私個人の体験であり、非常に限定的な場所から見たり聞いたりしたことだ。決して誰もが同じように感じているわけではないということをお断りしておきたい。その上で、フランスに暮らす私の生活にどのような変化があったのかを紹介したい。とくに注目してほしいのは、1ヶ月もロックダウンが続くと

    フランスで「1ヵ月ロックダウン」を経験、私の精神に現れた「変調」(大野 舞) @gendai_biz
    palop
    palop 2020/04/19
    異常事態は権力が引き起こしているのにウイルスのせいと思わされているところまで歴史上の“正義の”戦争と同じ。今は絶賛されている強権リーダーが数年後国民に過度の緊張状態を強いた罪で告発される可能性もある。