Published 2023/04/20 16:29 (JST) Updated 2023/04/20 16:43 (JST) 岸田文雄首相が衆参5補欠選挙の選挙戦最終日の22日、街頭演説会場に爆発物を投げ込まれる事件が起きた和歌山市に入ることが分かった。接戦が伝えられる衆院和歌山1区補選で自民党候補をてこ入れする。容疑者の男を取り押さえた漁師の男性らに直接面会し、謝意を伝えることも検討している。政府、与党関係者が20日、明らかにした。 演説場所は、事件現場の雑賀崎漁港ではなく和歌山城周辺で調整。和歌山1区には、自民のほか、日本維新の会、共産党、政治家女子48党も公認候補を擁立する。 首相は事件当日の15日、漁師らに電話で謝意を伝えていたが、機会があれば直接会ってお礼を述べたいとの意向を示していた。