レバ刺し禁止見直し要望へ 全肉連、署名活動も (05/01 22:08) 厚生労働省が6月中にも生の牛レバー(肝臓)の提供を禁止する方針を決めたことに対し、全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)は1日、禁止見直しを求める要望書をまとめた。 関連団体に協力を呼び掛け、今月中旬までに連名で厚労省に提出する。消費者を中心に反対署名を集めることも決めた。 厚労省は、牛の肝臓内部で重症の食中毒を起こす恐れがある腸管出血性大腸菌O157が見つかったとの調査結果などから、提供禁止が必要と判断。要望書は、牛の解体処理後速やかに肝臓を取り出して徹底的に洗浄したり、検査したりすれば「O157が存在しない肝臓のみを流通させることができる」と反論。 < 前の記事 | 次の記事 >
がれき、安全なら20%受け入れ アンケートで首長 (03/08 21:55) 日本青年会議所は8日、東日本大震災で発生したがれきの受け入れについての市町村長アンケートで、回答した590人の20%が、正式に要請された場合には「安全ながれきを受け入れてもよい」と答えたと公表した。「受け入れたくない」は27%、「検討中」が41%。 一方、政府が進める広域処理の方針には首長の72%が「賛同できる」とした。受け入れの条件として「安全性の保証」や「住民や議会の理解」を挙げる首長も多かった。 青年会議所は「政府は情報開示や丁寧な説明を通じて自治体との信頼を回復し、首長が受け入れに向けたリーダーシップを発揮できる環境を整えるべきだ」としている。 < 前の記事 | 次の記事 >
福島再生特措法案8日衆院通過へ 復興特別委で審議入り (03/06 20:23) 東京電力福島第1原発事故からの福島県の再生を国の責任で進める福島復興再生特別措置法案は6日、衆院東日本大震災復興特別委員会で平野達男復興相が提案理由を説明し、審議入りした。民主、自民、公明3党は法案の修正と今国会成立で一致しており、7日に特別委で可決、8日に衆院を通過する見通し。 法案は、福島県の産業復興や、原発事故で住民が避難している地域の再生に向け、他の被災地を上回る支援策を盛り込んでいる。平野復興相は「原子力災害で深刻な被害を受けた福島の特殊事情を踏まえ、復興、再生のための特別措置を定め、推進する」と述べ、早期可決を要請した。 < 前の記事 | 次の記事 >
東電、経費削減3兆円以上に 自前の発電投資を抑制 (03/01 22:17) 東京電力と原子力損害賠償支援機構が、東電の今後10年間の経費削減目標について、現行の2兆6488億円から3兆円以上に上積みする計画の策定を進めていることが1日、分かった。鉄鋼メーカーや石油元売りなどからの電力調達を増やして販売に充てる一方、自前の発電設備や送配電設備への投資を抑制し、新たな削減分として数千億円を捻出する。 企業、家庭向け電気料金を4月以降に相次いで値上げすることに中小企業や利用者が反発しており、一段のリストラを示して理解を求める。目標額を精査した上で、3月中につくる総合特別事業計画に盛り込む。 < 前の記事 | 次の記事 >
日立が海外の鉄道事業強化 欧州やアジアへ本格展開 (02/11 17:44) 日立製作所は11日、鉄道車両の海外生産体制を整備し、鉄道関連事業を強化する方針を明らかにした。国内市場は頭打ちのため、海外展開を加速。実績がある欧州に加え、アジアなどインフラ建設の需要が旺盛な新興国で受注を増やす計画だ。 受注が内定した英国の都市間高速鉄道の車両製造事業は2011年度中にも最終契約を結ぶ方向となった。納入車両は500台規模を想定し、約100億円投資して13年ごろに英国北部に新工場を建設。車両の保守や運行管理システムまで一貫して手掛ける体制も整え、鉄道車両で初の海外拠点を確保する。 < 前の記事 | 次の記事 >
首相、復興庁発足で対応迅速化 「省庁縦割り越える」 (02/10 21:40) 野田佳彦首相は10日の記者会見で、同日発足した復興庁の狙いについて、東日本大震災からの復興に向けた迅速な対応を強調するとともに、自らリーダーシップを発揮して予算配分などで「省庁の縦割りの壁を乗り越える」と述べた。 一方、平野達男復興相は同日、復興庁職員に対し「今年が正念場。被災地につち音が聞こえるよう復興の姿が見える年にしないといけない」と訓示。被災地の再生作業の迅速化を求めた。 原発事故への対応については、野田首相が会見で「福島復興再生特別措置法案」の早期成立に意欲を示した。 < 前の記事 | 次の記事 >
津軽鉄道が「合格列車」運行開始 (02/02 11:08) 願い事を書き込んだ花びらのカードを貼り付ける高校生 受験シーズンに合わせ、津軽鉄道は1日から合格列車の運行を始めた。桜などを飾り付けた車両で、受験を控えた中高生を応援する。運行は3月20日まで。 奥津軽トレインアテンダントが企画し、今年で3回目。車内2カ所に桜の木をモチーフにした飾りを付け、花びらをかたどったカードを用意。乗客が願い事を書き込み、カードを貼り付けていくと、桜が満開になる仕掛けだ。また、合格祈念入場券とつくね芋チップス、石炭をセットにした津軽鉄道受験生応援グッズを販売している。 一番列車は津軽五所川原駅を午前10時半に出発。アテンダントの小枝美知子さんがカードに応援メッセージを書き込んだほか、受験生らも「合格したい」などとつづって、花びらを貼り付けた。 車内にはこのほか、アテンダントお手製のしめ縄に、合格祈念入場券や
原発の「審査お手盛り」と批判 安全評価で2委員 (01/27 18:42) 政府が原発再稼働の条件としている安全評価(ストレステスト)について、経済産業省原子力安全・保安院の専門家会議委員を務める井野博満東京大名誉教授と元原子力プラント設計技術者の後藤政志氏が27日、東京都内で記者会見し「(事業者による評価の)内容はごく部分的で、審査もお手盛りだ」などと批判した。 井野氏は「過酷事故が起きたときに住民の被害がどのぐらいか、放射性物質による汚染の評価もするべきだ」と指摘。さらに「(安全評価で解析を担当した)三菱重工の関連会社から寄付金などを受けている人が(専門家会議委員に)いる。国民の信頼を得られない」と述べ疑問を呈した。 < 前の記事 | 次の記事 >
海底に200キロの活断層 紀伊半島沖の南海トラフ (01/27 23:32) 東京大などは27日、東南海地震や南海地震などの巨大地震を起こしたとみられる長さ約200キロの大規模な海底活断層が、紀伊半島沖合の南海トラフに存在していることを確認したと発表した。一度に動けばマグニチュード(M)8級の地震を起こすとみられる。 断層の活動によりつくられた高さ数百メートルの崖も確認。調査した朴進午東京大准教授(海洋地質・地球物理学)は「断層のずれが大津波を発生させてきた可能性が高い。200キロ以上の海底活断層を考慮して、防災対策を再構築する必要がある」としている。 < 前の記事 | 次の記事 >
原発事故、最悪シナリオを封印 菅政権「なかったことに」 (01/21 20:17) 東京電力福島第1原発事故で作業員全員が退避せざるを得なくなった場合、放射性物質の断続的な大量放出が約1年続くとする「最悪シナリオ」を記した文書が昨年3月下旬、当時の菅直人首相ら一握りの政権幹部に首相執務室で示された後、「なかったこと」として封印され、昨年末まで公文書として扱われていなかったことが21日分かった。複数の政府関係者が明らかにした。 民間の立場で事故を調べている福島原発事故独立検証委員会(委員長・北沢宏一前科学技術振興機構理事長)も、菅氏や当時の首相補佐官だった細野豪志原発事故担当相らの聞き取りを進め経緯を究明。 < 前の記事 | 次の記事 >
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く