日本全国に復興天守、模擬天守(歴史上、存在していなかった天守)は多数あれど、現存する木造天守は12しかない。生活の場であったが故の失火、落雷による焼失、江戸幕府及び維新期における意図的な破却、そして空襲による破壊でここまで減ってしまっている。日本人の歴史・文化遺産として貴重な現存木造天守を末永く保存していってほしいと願っている。 (国宝) 小学生のときからのあこがれの城。最初の時(大学4年時)は、石垣の修復中。2000年10月は乾小天守の修復中で、三度目(2002年6月)にしてようやく、工事中でない姫路城を拝むことができたと思ったら四度目は菱の門と天守裏手側の修復をしていた。真っ白な三つの小天守の中で大天守の黒ずみがやけに目立つ。そのうち修復に入ってしまうのではないか。三大連立式平山城で特別史跡に指定され、世界遺産にも登録されている名城。連立式の四つの天守と渡櫓はすべて国宝。重文の建造物も