裁判員制度のスタートを5月に控え、大手新聞各紙は事件報道をガラリと変えることになった。「逮捕段階から、容疑者をまるで有罪のように報道されると、裁判員はあらかじめ偏見を持ってしまう」という注文が司法当局から出たため、各紙とも記事のスタイルを根本的に見直すことになったようだ。 朝日新聞では、昨年中にすでにガイドラインをまとめている。その主な柱を5つ紹介しよう。 「プレミアサイゾー」で続きを読む
![裁判員制度で大わらわ 新聞各社が「自主規制」を開始](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ef7f7086e8be3543037a3aac24d113e124ff002a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cyzo.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2Fcyzo_logo.jpg)
04年にWinny開発者・金子勇氏を著作権侵害行為を 幇助した容疑で逮捕した京都府警。金子氏は現在も 係争中だ。 WinnyやShareなど、ファイル共有ソフトを介したデータの流出が止まらない。私生活を撮影したプライベート画像や、住所、氏名などの個人情報、さらには企業の顧客名簿、未公表の企画書、取引先の一覧リストなど、ネット上に一度流出したデータは瞬く間に拡散し、世界中のパソコンやサーバーに保存されることになる。これらの流出データを完全に消去することは、事実上不可能だ。 巨大掲示板「2ちゃんねる」では、こうした流出騒ぎを「つこうた」と呼ぶ。2005年にWinnyを通じて個人情報を流出させた滋賀県草津市の市議がマスコミの取材に対し「息子に聞いたら『Winnyをつこうた』と言っていた」と応えたのがその語源だ。この市議の例を出すまでもなく、データを流出させたユーザーは「2ちゃんねる」などの掲示板
ネット上にアップされた当該記事の スキャン画像。スキャンした者によ ると思しき「※聖教新聞ではありま せん」との注意書きがある。 1日付けの毎日新聞に創価学会・池田大作氏が寄稿していることが明らかになり、ネット上で話題になっている。 池田氏の寄稿が掲載されたのは、1日の毎日新聞「オピニオン」の欄。「危機の打開へ若き活力を」と題された文章で、池田氏の写真および「創価学会名誉会長」という肩書きとともに「モスクワ大学など世界の学術機関から248の名誉学術称号受章」などの経歴も付記されている。 これまでにも同新聞に創価学会関係の書籍広告や意見広告が掲載されたことはあったが、紙面上に池田氏の寄稿が載るのは極めて異例のこと。今回の事態はネット上でも大きく取り上げられ、「本当かよ!」「創価とズブズブなの、もう隠しもしないのか」「報道機関として終わっている」など、手厳しい指摘が相次いでいる。また、毎日新聞
昨年12月、千葉県東金市の成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(5歳)を殺害したとして勝木諒容疑者(21歳)が逮捕された。だが、勝木容疑者が知的障害者であったため、全国の特別支援学校などから「いわれなき偏見を生んでいる」と訴えが続くなど、やり切れない状況になっている。 そんななか、「事件をめぐる一部の報道こそ、捜査をかく乱し、差別も助長した」という指摘が警察、弁護側双方から噴き出してきた。「特にTBSの女性記者の行動に対しては、さまざまな面での問題をはらんでいると批判を浴び、告発に発展するのではといわれています」(地元記者) まずは、事件について振り返っておこう。県警の発表によると昨年9月21日の白昼、路上を歩いていた幸満ちゃんが勝木容疑者に声をかけられ、自宅マンションへと連れて行かれる。幸満ちゃんは部屋の中でマンガを読んで楽しんでいたが、途中でむずかりだしたため、腹を立てた勝木容疑者が風呂場へ幸
先月30日、Yahoo!ニュースで報じられた「木村拓哉さんの自宅に空き巣か 東京・目黒」という記事が、ネット上で話題になっている。というのも、このニュースに掲載された木村拓哉の画像が、イラスト処理されたような見慣れないものだったのだ。 この画像に対して、記事配信直後から、ネット上の掲示板などでは「写真爆笑した」「印象派?」「写真こえええええええええ」「この写真、ちょ、待てよ!」「これ誰? オバマ?」など、報道の内容はそっちのけでツッコミが集中。それにしても、なぜこんな強烈な画像が……? さっそく、配信元の産経新聞に話を聞いてみた。 「今回、木村拓哉さんのニュースということで、イメージが沸きやすいようにと画像を使用しました。この画像は、以前、産経新聞の紙面で木村拓哉さん関連の記事を掲載した際に使ったものなんですよ。その画像の二次使用になります。画像を使用したことに、特に深い理由はないんです。
大麻所持の容疑で逮捕され、日本相撲協会を解雇された元関取・若ノ鵬のガグロエフ・ソスラン(20)が、29日都内のホテルで記者会見し、相撲界の「八百長」および「大麻汚染」の実態を裁判所で証言することを明らかにした。 (会見の全文はこちらから) 会見は、現在、日本相撲協会と”八百長報道”問題で係争中の「週刊現代」(講談社)が主導し、元・若ノ鵬がロシア語のコメントを読み上げる形で行われた。元・若ノ鵬は同裁判で、講談社側の証人として法廷に立つことになるという。 日本相撲協会は、07年2月、八百長疑惑を報じた「週刊現代」に「名誉を傷つけられた」として、発行元の講談社と発行人、編集人、執筆したフリーライターを相手取り、計約4億8000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を起こしている。 ●以下、若ノ鵬のコメントと質疑応答の全文 (日本語で)よろしくお願いします。みなさんこんにちは。 (以下、ロシア
すっかり「芸人潰し番組」として定着した感のある、『徹子の部屋』(テレビ朝日)。 同じテレ朝の『アメトーーク!』特番の「徹子の部屋芸人」の放送により、「徹子VS芸人」という図式が出演者にも視聴者にもポピュラーなものとなり、『徹子の部屋』の闘技場化がますます進んできているようなのである。 いわゆる「芸人」ではないが、大泉洋の出演回。ゲストは好みの飲み物を出してもらえるのだが、大泉のオーダーした飲み物は、「ポタージュスープ」。 「せっかく『徹子の部屋』に呼ばれたんだから、どうせなら高いものを」という理由を語っていたが、明らかに「つかみ」を狙ったオーダーだ。ゴングと同時に殴り掛かるような奇襲攻撃に、攻めの姿勢を感じるが、徹子が口の中にクルトンを詰まらせるというハプニングの返し技で、おいしいところを逆にもっていかれてしまう。 その後も、学生時代の写真を見て、「(少年隊の)東山クンに似てない? 今は似
大物女性タレントを動員したTSUBAKIのCM戦略 は大きな話題になったが、裏返せば、万人受け する広告を作りづらくなった現状を表している テレビの広告収益低下が止まらない。テレビは本当に「広告メディアの王座」から陥落したのか? そこに再生の道はあるのか? 気鋭の論客、広告プロデューサー・吉良俊彦氏と、マーケティングプランナー・谷村智康氏が論考する。 谷村 先日、08年3月期で、民放キー局全5社の営業利益が減益だったことが発表されました。主だった理由は、スポットCMの出稿量が減ったことです。一方で、国内の純広告費は4年連続で増加しています。これは、テレビというものへの、クライアントからの評価が下がっている結果だと思うんです。スポンサーは、テレビの広告効果が落ちていることをいろんな調査で把握していて、広告の放送料の値引きを要求してくる。それは合理的な商取引として当然です。 これまでは「ちゃん
この春から、新聞業界が半世紀ぶりの紙面改革に乗り出す。 「高齢化する新聞読者でも十分読んでもらえるよう、活字を20パーセント拡大するんです。その文字を収容するスペースづくりのため各段の間隔を広げることになり、1ページを従来の15段組み(読売新聞は14段組み)から12段組みに変えるという、戦後初の試みに着手するんです」(新聞社社員) たとえば、2月15日の読売新聞の社告を見ると、現在の文字より横に7%、縦に16%拡大するという。これにより、新聞文字は正方形に近づき、文字の線も太くなるそうだ。社告に登場した俳優・橋爪功が「大きい活字を読むと、字が目に飛び込んでくる」とさわやかにコメントしているのが印象的だ。 しかし、喜んでばかりはいられない深刻な事情がある。あるブロック紙の幹部は「この変更は、輪転機をはじめ、印刷システムへの多額の投資を伴います。この結果、資金力のある大手紙主導による業界再編す
ジャニタレと言えば、事務所の徹底的な規制によって、ネット上に画像が出回らないことで有名。今まではジャニタレの出演ドラマや映画の公式サイトであっても、画像が掲載されることはなかった。愛すべきジャニーズいじりをライフワークとし、日々ジャニーズネタを追いかけている我々サイゾー編集部は、雑誌にもウェブにも彼らの写真を載せまくっているが、他のメディア、特にネットメディアは、事務所から許可が下りないか、事務所を恐れて自主規制しているために、ほとんど掲載していない。某ニュースポータルサイトの関係者は「他社から送られてくるニュースに、ジャニタレの画像が載っているだけでヒヤヒヤものですよ」と、かなり敏感な様子。 それが最近、公式サイト「Johnny’s net」上にジャニタレの写真が掲載されたり、『ハチミツとクローバー』(フジテレビ、主演:生田斗真)や『佐々木夫妻の仁義なき戦い』(TBS、主演:稲垣吾郎)の
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