人工知能・ロボットの普及、第四次産業革命、技術的失業など、現代の社会経済が大きくシフトすることを示唆する言葉がよく聞かれるようになった。 これにともない労働市場も大きく変わることが予想されており、現在存在しない職業がこの先多数誕生することもささやかれ始めている。 こうした中、教育の役割を見直す動きが世界中で活発化している。人工知能・ロボットの普及によって単純労働・作業がほとんど自動化される未来、求められるスキルも大きく変わることが予想されているためだ。 どのようなスキルが求められるのか。プログラミングなどのテクノロジー分野のハードスキルも重要となるが、それ以上に重要視されるのが社会性や感情コントロールなどのソフトスキルだ。このソフトスキルを醸成する学習は「ソーシャル&エモーショナル・ラーニング(SEL)」と呼ばれ、先駆的な教育関係者らの間で話題となっている。 さまざまなものがデジタルになる