この記事は、Board Game Design Advent Calendar 2014 の第1日目の記事として書かれました。 こんにちは! I was game の @dbs_curry です。『ヴォーパルス』や『ダンジョン オブ マンダム』というゲームを作っています。 この記事では、ボードゲームにおけるランダム性と公平性について書きます! これらはゲームデザインにおいてとても基本的な要素であり、そんな内容をいまさら文章にしても仕方ないだろう、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でもこれらは今僕の中で非常に重要なトピックなので、この機会にまとめてみたいと思います。 なぜゲームにランダム性が必要なのか?まず、僕が作りたいと考えているのは「おもしろいゲーム」です。 僕にとってのおもしろいゲームというのは、「何度でも繰り返しプレイしたいと感じさせる」ゲームです。 プレイヤーが何度でも繰り
2種類のドラフトが勝利へのカギとなるボードゲーム 十二季節の魔法使い Text by 朱鷺田祐介 ホビージャパンから日本語版が発売中の「Seasons/十二季節の魔法使い」(以下,十二季節の魔法使い)は,偉大な魔法使いとなるために「十二季節の魔法試合」に挑むという,ファンタジー世界をテーマにしたボードゲームである。 季節によって変化する魔力に翻弄されながら,魔法を使ってクリスタルを集めていくことになる本作は,魔法を表す「パワーカード」や,季節ごとの魔力を表すダイスの出目を「ドラフト」という方法で選ぶのが特徴。その高い戦略性で,ボードゲームファンだけでなく,世界中のトレーディングカードゲームプレイヤーからも注目され,オリジナル版が昨年秋に発売されて以来,大人気となっている。 デザイナーは,不思議なイラストを用いてお題当てをする「ディクシット」や,幻想的な世界観の中で物語を作る「ファブラ」など
* 村の人生 ★★★★☆ ゲーム紹介 2012年2月16日 今の繁栄はご先祖さんのおかげ。オラもいつかは名士録。 <基本情報> 【 タイトル 】 村の人生(原題:Village) 【 作 者 】 インカ・ブラント、マルクス・ブラント 【プレイ人数】 2~4人 【プレイ時間】 60~90分 【 対象年齢 】 12歳以上 【受賞歴など】 ドイツ年間ゲーム大賞2012 エキスパートゲーム大賞受賞 【入手・プレイ状況】 KIWI GAMESで購入 【個人評価(2人プレイ)】 ★★★★☆ なんといってもこのテーマ性を気に入って購入しましたが、予想通りうちにあっていました。 村の中で結婚をして子孫を増やしたり、議員になって特権を使ったり、旅に出て見聞を広げたり。 時の移ろいとともに年老いて亡くなった家族も、その功績によって村の歴史に名前が刻まれたり。 ゲームボードの中にさまざま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く