雑誌「BRUTUS」の9月15日号は水族館特集です。かわいいアザラシの写真が表紙で、思わず購入(何を隠そう、昔から水族館が大好きだったりします)。そこで今日は水族館の話・・・と思ったのですが、それよりも一番最後のページに載っていた「こんぴら参り」に関する話に興味を引かれました。 その記事(p.140の「みやげもん」)によると、江戸時代、四国の「こんぴらさん(金刀比羅宮)」にお参りすることが庶民の憧れとなり、遠路はるばる赴く人が後を絶たなかったとのこと。しかし現代のような交通機関が無かった時代で、当然ながら行きたくても行けない人がいたのだとか。そうした人たちはどうしたかというと、代理の人がお参りしてくれる「代参人」というシステムを利用したそうなのですが、中には飼い犬に初穂料と食費を持たせて代参させる場合まであったそうです。 そうした「代参犬」は「こんぴら狗(こんぴらいぬ)」と呼ばれ、こんぴら