タグ

ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/akihito (9)

  • 防災マッシュアップ:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    最近、日語版が発売された『ウィキノミクス』(WEB2.0時代のコラボレーションがもたらす革命を論じた。必読です!)。その中にこんな一文があります: 政府関係機関は公共データの大きな発信源であり、無限の公共サービスを生み出すプラットフォームになれるというのに、その大半がほとんど利用されずに終わっている。私企業やグリーンピースなどの各種団体のほうが、新しい技術を使って情報を広くゆき渡らせ、事業を後押しするという面ではるかに先を行っている。 確かに政府や自治体は私たちに欠かせない情報の宝庫なのに、アクセスしようとすると大きな労力を費やさなければならない時がありますよね(その割にはデータ流出事件が起きていますが……)。彼らも努力をしているはずですが、なかなか市民に受け入れられる形にならないのが実情のようです。例えば今日の読売新聞ホームページに掲載されていた記事も、そんな例の1つでしょう: ■

    防災マッシュアップ:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 知識の呪い:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    知識はあればあるほど良い、と言えるでしょうか?お金でさえ、過剰にあると思わぬ害をもたらします(宝くじで数億円を手にした人々が、その後破滅的な人生を歩んだなどという海外ニュースがたまにありますよね)。何にでも副作用があるとすれば、知識の副作用とは何か?という話が、最新号のハーバード・ビジネス・レビューに掲載されています: ■ 知識の呪い (ハーバード・ビジネス・レビュー 2007年4月号) 知識を身につけてしまうと、それが「当たり前」のこととなってしまい、同じ知識を共有していない人々の気持ちが分からなくなる -- 結果として、その知識を他人に伝えることが難しくなるというのが「知識の呪い」。BRAIN FOOD 欄の記事なので、興味のある方はさっと読んでみて欲しいのですが、実は先日からご紹介している"Made to Stick"の内容を抜粋したものです。ただ実験結果を見るまでもなく、「勉強の

    知識の呪い:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    paoz
    paoz 2007/04/18
  • インド警察の「香りつき制服」:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    いやぁ、相変わらず IT に関係ないネタで ITmedia さまに申し訳ないのですが、今回も個人的に興味を引かれたニュースを。インドの警察が「花の香りつき制服」を導入するとのこと: ■ インドの警察、新制服は「花の香り付き」 (asahi.com) インド西部、グジャラート州の警察官が「かんきつ類や花の香りを染み込ませた新しい制服」を導入するとのこと。イメージ改善を目的としたもので、デザイナーは「爽やかな香りがしたら近づいてみたくなるでしょう」と語っているそうです。BBC のサイトに、もう少し詳しい解説が載っていました: ■ Gujarat police try to smell sweet (BBC NEWS) なるほど、香りはシトラス+ジャスミン+ローズを合わせたものですか。また単に良い香りをつけるだけでなく、悪臭を発散させる仕組みも付いているようです(でないと香り+悪臭でよりヤバイこ

    インド警察の「香りつき制服」:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 古生物学と企業戦略:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    最近なぜか、古生物学に興味を惹かれています。きっかけはNHKスペシャルで放送された「恐竜 vs ほ乳類 1億5千万年の戦い」。この内容を収めた同名の単行を買ってきて読んだのですが、古代のロマン(?)にすっかり心を奪われてしまいました。さらに深く知りたくなり、今度は『人体 失敗の進化史』という新書を読んでいます。 この2冊の、「デザイン」「設計」と表現は違えど、いかにほ乳類(『人体~』の方では特に人間)が体の構造を作り上げてきたかを解説しています。例えば恐竜の時代、昼間の世界は恐竜が占拠していたため、ほ乳類は生き残るために夜の世界へと進出を試みた->それが今日、ほ乳類の恒温性や夜行性として残っている、という具合。私たちが有している多くの特徴が、過去の環境に適応するために体のデザイン・設計を繰り返してきた結果なのだということが分かります。 中でも面白いのは、前適応という現象。専門的な定義

    古生物学と企業戦略:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • ブログはタイトルが9割:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ブログのタイトル、どのくらい重視してますか?どのくらい時間をかけて、どうやって決めていますか? 雑誌『編集会議』の2006年10月号で、「名編集長は、名コピーライター 『言葉力』の鍛え方」という特集が組まれています。雑誌記事や書籍のタイトルがどれほど重要で、どのように決定されているかを解説する内容なのですが、この中で雑誌『週間東洋経済』の編集長、山崎豪敏氏によるこんなコメントが掲載されています: タイトルが読者に響かなければ、どんなに素晴らしい記事でも読まれない。その恐ろしさを山崎氏は痛感している。7月22日号の「『株主』大研究」は、日企業の株主を徹底的に洗い出した力作で、『会社四季報』を発行する東洋経済新報社の得意分野でもある。だが、部数は伸びなかった。 「記事は面白いのですが、タイトルが『株主大研究』では読者にとって何のメリットがあるのか伝わってこないですよね。」(p.22) この言

    ブログはタイトルが9割:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 江戸時代の「2.0」?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    雑誌「BRUTUS」の9月15日号は水族館特集です。かわいいアザラシの写真が表紙で、思わず購入(何を隠そう、昔から水族館が大好きだったりします)。そこで今日は水族館の話・・・と思ったのですが、それよりも一番最後のページに載っていた「こんぴら参り」に関する話に興味を引かれました。 その記事(p.140の「みやげもん」)によると、江戸時代、四国の「こんぴらさん(金刀比羅宮)」にお参りすることが庶民の憧れとなり、遠路はるばる赴く人が後を絶たなかったとのこと。しかし現代のような交通機関が無かった時代で、当然ながら行きたくても行けない人がいたのだとか。そうした人たちはどうしたかというと、代理の人がお参りしてくれる「代参人」というシステムを利用したそうなのですが、中には飼い犬に初穂料と費を持たせて代参させる場合まであったそうです。 そうした「代参犬」は「こんぴら狗(こんぴらいぬ)」と呼ばれ、こんぴら

    江戸時代の「2.0」?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    paoz
    paoz 2006/09/14
    見知らぬ人同士の協力によってなりたつものが存在する
  • 日本以外・・・:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    「日沈没」という映画が公開中です。原作はもちろん、小松左京氏の『日沈没』。以前も映画化され、今回の作品はリメイクとなります。 ・・・とここまでは多くの方がご存知だと思いますが、「日以外全部沈没」という作品があることはご存知ですか?僕も最近知ったのですが、タイトルから分かるように「日(北方領土、竹島、尖閣諸島など微妙な土地も含む)以外の国々がすべて沈没してしまう」という内容。原作のまるきり逆となっています。実はこちらにも原作『日以外全部沈没』があり、著者は筒井康隆氏。映像化はまるで「日沈没」のリメイクに合わせたかのタイミングですが、公式サイトによれば、企画が出たのは「日以外全部沈没」の方が早かったそうです。 「日以外全部沈没」はもちろん「日沈没」のパロディなのですが、興味深いテーマを扱っています。未見なので恐縮ですが、公式サイトからの情報でストーリーを追ってみると、 「日

    日本以外・・・:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    paoz
    paoz 2006/08/31
    双方の視点は重要、にAgree
  • 公衆電話≒携帯電話:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    昨日は一日中外に出ていたのですが、携帯電話とモバイルPCのおかげで、外出先でも問題なく仕事をすることができました。当に便利な時代(休めないという点では不便な時代?)になりましたが、よく考えると、実は携帯電話は非常に使いづらい機械です。駅のホームなどうるさい場所では相手の声が聞きづらく、逆に喫茶店など静かな場所では周りに迷惑がかかります。機密情報を話すにも気を使わなければなりません。つまり理論上はどこでもコンタクトがとれる機械なのですが、社会的・心理的理由から使える場所が限られてしまうわけです。 そう考えると、こんな時代に逆行するような?装置が登場するのも必然かもしれません: ■ Private yapping booth (Springwise) 「携帯電話使用スペース」とでも呼ぶべき設備なのですが、公式ページにある写真を見てもらった方がイメージがつかめるでしょう: ■ The Cell

    公衆電話≒携帯電話:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • ノスタルジーの道具としての地図:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    地図は言うまでもなく、道や地形を調べるための道具ですが、ノスタルジーを味わうためにも使えるようです。今朝の日経産業新聞にこんな記事がありました: ■ 新名称に慣れない人でもOK 旧市町村名や境界掲載 -- 北海道地図、ロードマップ(日経産業新聞 2006年7月28日 第17面) ちなみに北海道新聞のサイトに、同じニュースが掲載されていました: ■ 北海道地図 「平成の合併」版 ロードマップ作製 旧市町村名や境界表示(北海道新聞) 地図製造の北海道地図株式会社が発表した、「グッドナビ北海道ロードマップ」という地図について。いわゆる「平成の大合併」により、道内では212あった市町村が180まで減ったそうですが、この地図には合併前の市町村名や境界線まで掲載してあるそうです。 「新しい市町村名に慣れないユーザーを想定している」とのことですから、合併前の地名・境界を併記したのは「道や地形を調べる」と

    ノスタルジーの道具としての地図:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    paoz
    paoz 2006/08/01
    時間推移バーはいいね
  • 1