標高3,067メートル、日本で富士山の次に高い独立峰、御嶽山の麓に広がる開田高原。 雄大な自然と懐かしい農村風景が広がる標高1100~1300mのこの高原には、日本古来種の馬・木曽馬の暮らす「木曽馬の里」があります。 日本の本州唯一の在来種である木曽馬は、平安時代から江戸時代にかけて、武士の馬として使用されてきました。 標高が高く、夏でも北海道より気温の低い開田高原は、冬は非常に厳しい寒さとなりますが、木曽馬の産地として昭和の初めまで栄えていたとのこと。 最盛期(明治時代)には数千頭もいた木曽馬ですが、時代が変わり、現在では日本全国でも150頭ほどが飼育されるのみとなりました。そのうちの36頭が、ここ木曽馬の里で飼育されています。 木曽馬の里の広々とした牧場内には、2棟の厩舎、合計46部屋の馬房があり、飼育されている木曽馬を自由に見学することができます。 見学以外にも、木曽馬に乗る体験乗馬