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ブックマーク / honkawa2.sakura.ne.jp (4)

  • 図録▽世界一頭がいい日本人(OECDの成人スキル調査)

    OECDが実施している子どもの国際学力テスト(PISA調査)に対して大人の国際学力テストともいえる成人スキル調査(文科省の命名では国際成人力調査、略称はPIAAC調査)の最も基的な平均得点の結果をグラフにした(PISA調査の結果は図録3940参照)。 この調査は、OECDが実施する成人スキル調査としては今回が初めての実施となった。24か国・地域において、約15万7千人を対象に実施しているので、1国当たり平均では7,800人程度が対象。毎日新聞(2013.10.9)によると「日の調査は2011年8月~12年2月に実施。16~65歳の男女1万1000人を住民基台帳から無作為に選び、そのうち5173人から回答を得た。」 テストは、読解力と数的思考力とIT活用力の3点にわたっていたが、ここでは、最も基的な「読み書きそろばん」、すなわち、読解力(リテラシー)と数的思考力(ニューメラシー)の結

  • 図録▽世界各国の男女別自殺率

    男女計の自殺率の国際比較、あるいは自殺率の高低の要因については、図録2770でふれたが、ここでは男女別の状況について概観する。 図には、x軸方向に男性、Y軸方向に女性の値をプロットした。男女同一線より左では女性が男性を上回り、右では男性が女性を上回っていることを示している。 多くの国で男性が女性を上回っているが、特に、自殺率の高い旧ソ連・旧共産圏諸国では大幅に男性の自殺率が女性を上回っていることが目立っている。同じように自殺率が高い国の中でも、北朝鮮韓国、日、インドとは異なる、特に男の自殺者の高さが特徴のグループをなしているといえよう。 世界の中で女性の自殺率が男性より高い点で目立っているのは中国である(旧図録2772xでは中国の場合、特に農村部において女性の自殺率が高いことが示されていた)。理由を外婚制に求める説については図録2424参照。この他、女性が男性を上回っている国は、イスラ

  • 図録▽主要国の農産物貿易

    は世界最大の農産物純輸入国である。この点を明確にするため、FAOSTATのデータを用い、主要国の農産物の輸出入額と輸出入超過額をグラフにした。 主要国の中には、農産物をもっぱら輸入している国、農産物をもっぱら輸出している国、そして輸出入がともに多い国(ともに少ない国)に分かれる。 農産物をもっぱら輸入している国としては、日ロシア韓国、スウェーデンなどがあげられるが、日はその中でも純輸入額(輸入超過額)が最も大きい点で目立っている。 欧米では輸出入がともに多い国が多い。米国の場合、輸出入ともに世界最大規模となっているのが目立つ。英国、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、オランダといった欧州諸国は、EU圏として経済の相互依存度が高まっており、農産物についても輸出入ともに多い。その中では、輸入超過が目立つ国として英国、輸出超過が目立つ国としてオランダをあげることができる。 人口大国

  • 図録▽日本人の行事・祝い事及び行事食

    NHKの放送文化研究所が全国16歳以上の国民に対して行った2006年の「生活に関する世論調査」では、最近1年間にふだん一緒に暮らしていない家族を含め、家族で行事やお祝いを行ったか、またいわゆる行事べたり飲んだりしたかを聞いている。ここでは、この問に対する結果をグラフにした。資料は「崩と放NHK人の生活調査から (生活人新書)」2006年である。 家族で集まった行事・お祝いとしては、正月が約9割で最も高く、大みそか、クリスマスが5割台で続いている。日人にとって正月は特別の行事となっていることが分かる。大みそかがやや正月より少ないのは、正月に間に合わなかったり、友人・恋人と過ごす場合もあるからであろう。クリスマスがお盆より多くなっている点に、海外文化の定着をうかがうことができる。 小正月、七夕、月見などの伝統行事は1割以下とかなり衰えている。海外からのハロウィーンも100

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