東京都がかねて実証実験を重ねていた“舟旅通勤”が本格化。水上の通勤路線「日本橋~豊洲」が開業しました。実際、都バスの代替になる期待も高いようです。 はじめての本格運行 拡大画像 「舟旅通勤」の船内の風景(乗りものニュース編集部撮影)。 東京に「船の通勤路線」が本格誕生しました。2023年10月25日(水)、東京都が運営する「舟旅通勤」できょう最初に運航開始となったのは「日本橋~豊洲」ルートです。 東京都は、都心部で川や海、運河を利用した舟運で通勤利用を図る「交通手段としての航路事業」を進めています。2017年から動きがはじまり、2回の実証運行で数種類のルートを試したあと、いよいよ今年度から本格運行となりました。 開業当初の運行形態は、16時台から20時台まで5往復。最終便は日本橋発20時5分です。のりばの位置は、日本橋南の東側と、ららぽーと豊洲の裏です。運賃は片道500円で、事前予約制とな