岸田首相「総力挙げて救助」 予備費で避難所支援―能登地震 2024年01月04日12時44分配信 官邸に入る岸田文雄首相=4日午前、東京・永田町 政府は4日午前、首相官邸で能登半島地震を受けた非常災害対策本部(本部長・岸田文雄首相)の会合を開いた。倒壊した建物の下で救助を待つ被災者は依然として多く、首相は「命を守る観点から重要な被災72時間が経過する本日夕刻までに、総力を挙げて一人でも多くの方を救命・救助できるよう全力で取り組んでほしい」と関係閣僚らに指示。寒冷・避難所対策を強化するため、予算の予備費使用を9日に閣議決定すると表明した。 発生44時間後に高齢男性救助 神奈川県警隊員ら、倒壊住宅から―能登地震 被災72時間を超えると生存率が大幅に低下するとされる。首相は「助けを待っている被災者がいる。ご家族が悲痛な思いで帰りを待っている」と強調。道路が寸断されている被災箇所も「あらゆる手段を