DBUnitについて説明します。 1.1 DBUnitとは データベースの参照や更新を行うクラスの単体テストについて考えて見ましょう。テストプログラムを作成するのにいろいろ苦労することが多いと思います。 テストのためのデータをDBに投入したり、テスト後にデータを削除してDBを元に戻す作業に時間がかかる 「テストデータの投入と後片付け」でプログラムが複雑になり、保守性が下がる。とにかく、他人が書いたテストプログラムは読めない、直せない。 プログラムが複雑になるため、本当に正しくメソッドを実行し評価しているのか、わかりづらい。 そこで、「DBUnit」と呼ばれるフレームワークを紹介します。DBUnitとは、データベースを操作するクラスのテストプログラムを作成するためのフレームワークで、JUnitを拡張しています。 テストデータをDBに投入する機能 DBの後片付けをする機能 メソッド実行後のDB