だてに「プログラミング教育の最前線」というタイトルになっていない。最前線はエキサイティングで身も蓋もなくてもの悲しいものだ。出てくる具体例、現場ならではのリアルなものが多くて面白い。情報処理学会の月刊誌だが、紙版もKindle版も1号ずつamazonで買えるのでオススメ。 ・プログラミング教育の流れから始まったコンピュータ的思考が、結局は「フローチャートをみんなで書く」ようなカリキュラムになり、先生がフローチャートの意味を理解できてないのでまともな指導ができず、「なんとなくプログラミング教育が必要だから」みたいなお題目のもと換骨奪胎していく ・実際に機材を購入する各地方自治体の教育委員会の中には、注文ルートがファックスと指定代理店しかなく、市価で2000円程度のmicro:bitが納品時に6000円になるところもある ・CoderDojo等の市井のプログラミング教室が広がり、小学生が親のた
![「プログラミング教育の最前線」はしょーもなくも生々しいエピソードでいっぱい。これが現実だ。 情報処理学会誌 2020年8月号|TAKASU Masakazu](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3e70c14ce4604520dc60bd20ab90afe28888d426/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F31050948%2Frectangle_large_type_2_ffff0987d4b436f7db30f1b210461b31.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)