気になるあのひとはどこで本と出会い、どう本に導かれてきたのだろう? 各界で活躍されている方たちがお気に入りの書店を紹介するリレーエッセイ「本は本屋にある」。第19回は特別編ということで、政界きっての読書家・石破茂さん(前内閣総理大臣)のインタビューを前後2回に分けてお届けします。後編は本をどう読むのか、なぜ読むのかということについて。 (前編:横山書店と『法学セミナー』) 書店離れの何が問題か 全般的に言えることだけど、活字文化が廃れるのは実に良くないことですね。私は政府や党の役職にない時はJRとか地下鉄に乗ることが多いのですが、空いてる時間に乗っても本を読んでいる人はまずいない。みんなこれ(スマホ)を見てるわけですよ、全員が。間違いない、誇張抜きに全員が。本なんか読んでる人を見るとね、本当に行って握手したい、そんなもんですよ。 古い世代だからかもしれないけど、やっぱり情報とは紙媒体だって

