一般植物の「苗」に当たるシイタケの「種菌」が違法コピーされ転売されたと見られるケースが増えている。日本で開発したシイタケの品種が外国から無断で“逆輸入”されている可能性もあるという。こうした事態にストップをかけるため、「日本きのこセンター菌蕈(きんじん)研究所」(鳥取市)はシイタケの品種の同一性を調べるDNA型鑑定サービスを始めた。 シイタケには、「成長が速い」「暑さに強い」などさまざまな特徴を持つ品種があり、こうした種菌を開発した企業や個人は農林水産省に登録すれば、25年間独占的に販売できる「育成者権」を得られる。登録品種は既に約180種あるという。 問題となっているのは、購入した種菌を培養し、無断でコピーするケース。種菌に詳しい複数の関係者によると、市場に出回っているシイタケには、外観から無断コピーと推察されるものが増えているという。関係者らは「近隣国からの輸入ものは8割以上が無断コピ
27日午後3時20分頃、大阪市浪速区の区役所職員から「男が庁舎から飛び降りようとしている」と110番があった。 大阪府警浪速署員が駆けつけたところ、男が「死んでやる」などと言いながら、区役所7階のベランダの柵(高さ約1・5メートル)を乗り越えて身を乗り出しおり、署員らが説得。約1時間半後に取り押さえ、建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。 浪速署の調べでは、男は同区塩草、タクシー運転手藤井忠幸容疑者(58)。生活保護の受給を求めて5階の保健福祉課を訪れていたが、「要件を満たさない」と断られ、面談途中で退席。直後に会議室が並ぶ7階に立ち入ったらしい。この騒ぎで区役所は正面玄関を閉鎖、驚いた市民数十人が庁舎を取り囲むなど一時、騒然となった。
山口県内の産婦人科の診療所で働いていた元准看護師の河村三枝さん(52)が、手術用のゴム手袋を再利用する際に使っていた粉末「タルク」に混入していたアスベスト(石綿)が原因で中皮腫になったとして先月、山口労働基準監督署から労災認定を受けていたことがわかった。 病院などではかつてタルクが広く使用されており、被害が拡大する可能性もあるという。 石綿被害者を支援する「関西労働者安全センター」(大阪市)によると、河村さんは約30年前から約5年間勤めた診療所で、出産などの手術で使ったゴム手袋を再利用するために消毒する際、手袋同士がくっつかないよう、タルクをまぶす作業をしていた。 当時は、石綿が混入したタルクが出回っていたとされ、現在は規制が強化されているという。 2010年2月に中皮腫と診断され、11年8月に同労基署へ労災申請し、今年7月に認定された。
竹島問題で日本政府に冷静になるよう呼びかけるメディアはおかしい、冷静になってほしいのは韓国の方だ――。こう異論を唱えた岩手県の地域新聞「東海新報」の主筆コラムに、ネット上で称賛が集まっている。 東海新報は、岩手新報、河北新報などに在籍した記者によって1958年に創刊された。岩手県大船渡市、陸前高田市、住田町をカバーしており、震災関連も含め、広く地域情報を発信している。 野田会見「異例」としたメディアも批判 竹島問題が取り上げられたのは、2代目の鈴木英彦社長が書いている主筆コラム「世迷言」だ。 2012年8月25日付コラムでは、日本政府が領土問題に関して、なあなあで事を収めようとしてきたことが、「弱腰」と見られてつけ込まれてきたと指摘した。韓国の居丈高な態度も、その延長線上にあるとして、日本も、「度が過ぎれば降りかかる火の粉を払わなければならなくなる」と言う。 そして、日本の一部メディアが「
「政治主導」実現のカギは財務省依存からの脱却だ! まずは霞が関の人事権と予算編成権を内閣の下に置くことを提案したい 政権交代を果たした2009年衆議院選挙の民主党マニフェストを見ると、鳩山政権5原則の初めに掲げられた"原則1"には「官僚丸投げの政治から、政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ」とある。「官僚主導から政治主導へ」に、多くの国民は、新しい政治が始まる高揚感を覚え大いに期待もした。 しかし、外交や領土にかかわる懸案対応などの相次ぐ失政を挙げるまでもなく、国民の期待を次々に裏切る民主党の稚拙な政権運営ばかりが目立ってしまった。なぜマニフェストの目玉・政治主導は機能しなかったのか? 自民党政権末期と同じ過ち まず政治主導を機能させるための「いろはの"い"」は、閣僚にはその分野に知見のある有能な政治家を充てることだ。 防衛大臣の例では、「自称素人大臣」の後に更に「ど素人大臣」が続き国会の
指定暴力団山口組総本部(神戸市灘区)の敷地内に置かれていた飲料水の自動販売機について、設置した大手飲料水メーカーが今年5月、組側への利益供与に当たる可能性があるとして撤去したことが、兵庫県警への取材でわかった。 捜査関係者らによると、自販機は約20年前から置かれていた。自販機を設置すると、販売数に応じた手数料がメーカーから地権者に渡される仕組みだが、組側は数年前から手数料の受け取りを辞退していたという。 山口組とは別の暴力団事務所(同市兵庫区)にも自販機が置かれていたが、すでに撤去されている。
人類初の月面着陸という偉業を成し遂げ25日に死去した宇宙飛行士、ニール・アームストロング氏(82)は、冷戦下で米ソの宇宙開発競争が過熱した時代に、米国の威信を取り戻した「アメリカンヒーロー」だった。しかし、素顔は“物静かで謙虚”。政界入りを拒みながら、宇宙開発に消極的な政策を厳しく批判する姿に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の的川泰宣名誉教授(70)は「目立つことを好まないが、飛ぶことが大好きな冒険家だった」と、その死を悼んだ。 「月に行くとしたら、正直にいって帰れるかどうか分からない」 着陸から約20年後、米航空宇宙局(NASA)のある米ヒューストンで的川氏と面会したアームストロング氏は、月面着陸に挑んだ心境をそう語ったという。的川氏は「重厚で無口な印象だったが、月面着陸のことを聞くと目を輝かせ、情熱的に話してくれた」と振り返る。 アポロ11号の船長として飛び立ったのは38歳のとき。着
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