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ブックマーク / himaginary.hatenablog.com (144)

  • HSBCの円相場予想 - himaginary’s diary

    HSBCのDavid Bloomチームの来年末までの円相場予想をFT Alphavilleが紹介している。 円相場の推移を考えるに際しHSBCチームは、アベノミクスを約束、行動、結果の3つの局面(フェーズ)に分け、さらにその中で4つの分岐点を考えている。 約束局面 既に終了 行動局面 分岐点1:日銀の新執行部は積極的な金融緩和派となるか? 分岐点2:日銀は速やかに抜的な緩和政策を実施するか? 分岐点3:自民党は参院選に勝利するか? 結果局面 分岐点4:日銀は2%のインフレ目標を達成し、実質成長をもたらすか? その上で、円相場の推移を以下のような樹形図で表わしている。 赤矢印が彼らの予想であるが、日銀の新執行部は積極的な金融緩和派となるものの、抜的な緩和政策の実施には至らず、2%のインフレ目標の達成もならず、参院選の結果如何に関わらず2014年末には円相場は1ドル=80円に戻る、というの

    HSBCの円相場予想 - himaginary’s diary
    paravola
    paravola 2013/03/04
    2%のインフレ目標の達成もならず、参院選の結果に関わらず2014年末には円相場は1ドル=80円に戻る、というのが彼らのシナリオである
  • 財政保守と社会的リベラリズム - himaginary’s diary

    1/5エントリでクルーグマンが景気循環を扱うマクロ経済学者がイデオロギーに囚われている、と腐したのに対し、例によってStephen Williamsonが反論した。クルーグマンが槍玉に挙げた大物経済学者――サージェント、プレスコット、ルーカス――の発言を一通り弁護した後、マクロ経済学者がイデオロギーに囚われていない証拠として以下のように書いている。 Since Krugman brought up Sargent's name, it's useful to read this New York Times article, written after Sargent got his Nobel prize. Here's a good quote: He doesn’t wear his political opinions on his sleeve. “They really don

    財政保守と社会的リベラリズム - himaginary’s diary
    paravola
    paravola 2013/01/23
    1/5エントリでクルーグマンは景気循環を扱うマクロ経済学者がイデオロギーに囚われている、と腐した
  • スティグリッツ「中央銀行の独立なんかいらない」 - himaginary’s diary

    昨日エントリの末尾で言及した、The Times of Indiaが伝えるスティグリッツのインド準備銀行主催会合での発言を紹介しておく*1。昨日のエントリのはてぶコメントでは10年前の日での講演でも同様の趣旨の発言をしていたことをご教示いただいたが、その姿勢は同時期に書かれた道草で紹介されているProject Syndicate論説にも表れているほか、梶ピエール氏がこちらで紹介している著書でも一貫している。 危機以前には、米国の金融機関と(FRBを含む)米国の規制機関は他国が模倣すべき模範として良く持ち上げられていました。危機はそれらの機関への信頼を損なっただけでなく、大いなる制度的欠陥を浮き彫りにしました。明らかになったのは、西側の中央銀行家が主唱する原則の一つ――中央銀行の独立が望ましいということ――は良く言って疑問の余地がある、ということです。 危機においては、中国、インド、ブラジ

    スティグリッツ「中央銀行の独立なんかいらない」 - himaginary’s diary
    paravola
    paravola 2013/01/11
    「つまり、独立性というのは、金融政策の決定において貸し手を有利にするような政治的決定なのである」
  • 最低賃金引き上げは失業率を上昇させるか? - himaginary’s diary

    民主党の最低賃金を1000円に引き上げる構想が波紋を呼んでいる。 論壇では、山崎元氏が、民主党の政策は大幅な失業増を招くとして批判的である。この山崎氏の批判についてはすなふきん氏も大いに同意している。 一方、EU労働法政策雑記帳の濱口桂一郎氏は、一気に1000円に持っていくのは無理と断りつつも、その方向性に基的に賛意を表し、山崎氏の見解に反対の姿勢を見せている。また、勝間和代氏は、今年初めの毎日新聞HP上の「クロストーク」で既に同様の提案をしている。 こうした最低賃金の経済学的論点については、「日労働研究雑誌」での大竹文雄氏と橘木俊詔氏の対談において網羅的にまとめられている。そのほかの参考になるサーベイとしては、日総研のレポート、青学の金俊佑氏の卒業論文、高崎経済大学論集の石井久子氏の論文をネットで読むことができる。 純粋に経済理論的な立場から言うと、マンキューが2006/12/2

    最低賃金引き上げは失業率を上昇させるか? - himaginary’s diary
    paravola
    paravola 2012/12/04
    純粋に経済理論的な立場から言うと、マンキューが2006/12のブログエントリで指摘した通り、最低賃金の引き上げは非熟練労働者の雇用者への増税と等価であり、意味が乏しい