北朝鮮一般住民の間で、中毒性が非常に強い麻薬“アミドン”が急速に拡散していることと伝わった。アミドンは住民にあまり知られていなかったが、ここ数年間アミドンを製造・供給する薬商人が増え、これを服用する住民が継続して増加しているという。 国境地域に滞留している咸鏡南道咸興のある貿易商が、17日デイリーNKに「このごろ北朝鮮ではアミドン注射の人気が高い」、「過去にもアミドンが流通したことがあるが、ここ数年間アミドンを服用する住民がとっても増えた」と伝えた。 彼は「アミドンは麻薬成分純度が90%に達し、薬の効果が非常に強いため、この薬を求める住民が増えている」、「麻薬成分が非常に強くて、特に消毒する必要がなく注射を打て簡単だ」と付け加えた。 また「テープが解ければ(麻薬で覚めれば)またアミドンが欲しくなり家財道具を売り払って買うほどに中毒性が強いから、住民の間ではアミドンは絶対にするなとよく話をす