砂漠の街にとって水は命 アルジェリアは、北は地中海、南はアフリカ、東は中東・アラブ世界にかこまれた地域です。国名の語源は「島々」を意味するアラビア語「ジャジーラ」に、英語でtheを意味する「アル」をつけたものだといわれています。 アルジェリアの気候は、アトラス山脈をさかいに大きく2つにわかれます。アトラス山脈の北はあたたかい地中海性気候(ちちゅうかいせいきこう)で冬には雨も降ります。いっぽうアトラス山脈の南は広大なサハラ砂漠で、多くの地域で1年の降水量が10〜20mm程度です。東京の1年間の降水量が1,000~2,000mm※ですから、とても雨の少ない地域であることがわかります。 ※気象庁 東京 降水量の月合計値(mm)年の値を参照 こうした雨の降らない土地での生活で重要なのは、なんといっても水です。サハラ砂漠での生活に使う水は地下水がたよりになります。アルジェリアの多くの地域には「フォガ
![Vol.13 中庭のある家(アルジェリア・インベルベル)|世界の環境共生住宅|サステナビリティ|大和ハウス工業](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5de5542fdab4483ed3032be14e18ad46f7d12f27/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.daiwahouse.co.jp%2Fsustainable%2Feco%2Fcolumn%2Fworld%2Fimages%2Falgeria%2F___facebook.jpg)