ウーバーとの提携また、韓国の現代自動車が支援するMotional(モーショナル)も規模を縮小し、アマゾンの電動バンのZooxも商業運行をまだ開始できていない。さらに、トラックの自動運転を手がけるTuSimple(トゥーシンプル)やEmbark(エンバーク)、Ike(アイク)などのスタートアップも失敗または他社に買収された。 そんな中、ウェイモはゆるやかではあるが、着実に規模を拡大した。同社が、数十億ドルの投資を回収するのはまだ先の話になりそうだが、フリートの規模や運営エリアの拡大に伴い、収益の成長は急速に進む可能性がある。 この急成長の可能性が、テスラのイーロン・マスクが自社のロボタクシーサービスに注力する理由だ。しかし、現状のテスラの「完全自動運転」は、長時間の自動運転を人間の介入なしで行うことができない。また、テスラの運転支援機能のオートパイロットおよびFSD(フル・セルフ・ドライビン