※本記事は、上記ショート動画の内容に関して、技術的背景や業界の意図を整理し、もう一段深く解説したものです。 全固体電池はどこまで現実になったのか全固体電池(All-Solid-State Battery)は、長年「次世代電池の本命」と呼ばれてきた。液体電解質を使わず、安全性・エネルギー密度・寿命のすべてでリチウムイオン電池を上回ると期待されながら、実際の量産・実装は何度も先送りされてきた。 その流れの中で、2026年1月に開催された CES 2026 は一つの転換点になった。フィンランド発のスタートアップ DonutLab が、「量産可能な全固体電池を、OEM車両向けに提供できる段階に入った」と発表したためだ。しかもこの電池は、展示用の試作品ではなく、実際に公道走行する量産車両に搭載され、2026年第1四半期から使われる計画とされている。 全固体電池はこれまで「研究開発の話題」であることが

