日本気象協会が今月18日までの雨量の予測をもとに分析したところ、山陰と北陸、それに長野県と岐阜県の雨量は、それぞれの地域の過去最大の雨量を大幅に超えるおそれがあることがわかりました。日本気象協会は「災害が発生して大きな人的被害が出る可能性があり、厳重な警戒が必要だ」と呼びかけています。 日本気象協会は独自に実施している雨量予測を使って、今月18日午前9時までの期間に各地域で予想される72時間雨量の最大値を算出しました。 そのうえで、それぞれの地域での過去最大の雨量と比較した結果、西日本から東日本にかけての広い範囲で過去最大の雨量に匹敵するか、上回る雨量になる可能性があることがわかりました。 特に山陰と北陸、それに長野県と岐阜県では過去の最大雨量の1.5倍前後の記録的な雨になる可能性があるということです。 日本気象協会によりますと、3年前・2018年7月の西日本豪雨では犠牲者の多くが、雨量が