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ブックマーク / sankei.jp.msn.com (10)

  • 【ぶらりぽろり旅】木曜日以外のモッくんは…(1/2ページ) - MSN産経west

    もの書きというのは、ふだんなにをしているのかというと、あんまりなにもしていない。ノートPCを前にひたすらじっとしていることはある。特に書くことを思いつかないのでそうしている。 先日、書きあぐねた挙句の散歩にダイエーへ行った。着いた瞬間、聞きおぼえのあるメロディーが流れてきてしまったと思う。あんまり曜日の感覚を持たずに暮らしているが、これはまちがいなく木曜日である。木曜日のダイエーにはあいつがいる。モッくん。 ご存知ない方のために解説すると、モッくんはダイエー木曜の市のキャラクターである。毎週木曜日になるとどこからともなく姿を現す。そこまではよい。 モッくんは木である。それもまあよい。木曜日のキャラクターだから。ただし、切り株なのである。一体誰に切られたのかとても気になる。根の部分が手足になっていて、胴体には大きな目がふたつ描かれている。切られた面の、人から見た左側では新芽が顔を出しており

  • 【広角レンズ】SF作家クラブ半世紀 「想定外」へ広がる想像力+(1/4ページ) - MSN産経ニュース

    科学的仮想をもとに、異世界やまだ見ぬ未来を果敢に描き出す。昨年の「3・11」以降、SF(サイエンス・フィクション)のそんな奔放な想像力が注目されている。時に荒唐無稽(こうとうむけい)との批判も投げかけられてきたSFに今、どんな役割が期待されているのか。来年の日SF作家クラブ(SFWJ)創立50周年を前に考えた。(海老沢類) 拡散と浸透の歩み 米のロバート・A・ハインラインやフィリップ・K・ディックの近未来SFのそばに、日の小松左京の長編群や星新一のショートショート。ジュンク堂書店池袋店(東京都豊島区)に10月から設置された「SFブックミュージアム」には、SFWJ会員らが選んだ約1千点のが並ぶ。「SFの世界を一望できる品ぞろえ。長時間滞在する熱心なファンも多い」(同店)。目を引くのは、手塚治虫の「鉄腕アトム」といった漫画ライトノベル系の作品まで網羅していること。50周年企画として来

    pastorale0808
    pastorale0808 2012/12/14
    “SFは現実逃避の空想と思われがちだが、実は現実以上に過酷な想像へと読者を運んでいく社会性のある文学”
  • 【ぶらりぽろり旅】ニセ関西弁での表現(1/2ページ) - MSN産経west

    あちこち転々と暮らしてきたせいか、言葉がおかしい。あちこちといっても国内だから日語を喋(しゃべ)る。むしろそれしか話せない。イントネーションがずいぶんおかしなことになっている気が自分でもする。東北系をベースに、関東、関西弁を混ぜた感じだ。ダシ醤油味噌うどんみたいなものか。 大阪住まいもかれこれ2年目、関西弁は不思議な言葉だとつくづく思う。感染性がなにより高い。たまにふと、東北弁の真似(まね)をしてみるのだが、これがめっきり下手くそになった。関西弁に引きずられるのだ。「ほだな(そんな)ことゆうたかて」とかよくわからない言葉になる。こうした風に他の言葉の記憶まで書き換える言葉をほかに知らない。 もちろん、どこかにとどまれば地元の言葉がしみてくる。札幌にいた頃の転校生は、「どうしてみんなだべだべ言うんだべ」と口にしていた。札幌から大阪へ転校した友人は関西弁には絶対ならないと宣言していたが、2年

  • 寄稿 円城塔さん、芥川賞に決まって 「中間の賞」広げるのが良い+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    規模について考えている。 芥川龍之介賞というのは大変規模の大きな賞で、他の出版社の短篇新人賞と並べてみても格段に注目度が高いのである。手に取って頂ける方がほぼ十倍規模になる。何が起こるか予想がつかない。 人間、得意な規模というものがある。二人でいるには良いのだが、三人になれば微妙となって、大勢の中で会うには向かない人がいる。大人数に向けて話すのが得意な人があり、一対一でしか話しようのない相手もいる。 単行とはとりあえずのところ商品だから、売れる売れないを決めるのは当然買い手の側となる。何人規模向けのと表示しても駄目なのだ。 実感として、中間の規模が苦手である。中間とはどこかという話なのだが、小石は好きで街の風景も好きなのだが、人間くらいの大きさのものがどうも苦手だ。十人くらいまでの集まりが好きで、百人を超えたあたりからうろたえはじめる。多分数千冊しかでていないが好みで十万部と言われる

    pastorale0808
    pastorale0808 2012/01/26
    “だからもし、わたしの奇妙な小説を手に取ってしまい、内容が不明すぎると困った方には、今後のわたしのなりゆき自体を、ほのかに気にして頂きたい。”
  • 【芥川賞】田中慎弥さん「これだけの力量のある新人はめったにいない」 黒井千次選考委員の講評+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

    第146回芥川賞(日文学振興会主催)は、円城塔(とう)さんの『道化師の蝶』と田中慎弥さんの『共喰い』の2作に決まった。17日夜、東京・築地の料亭「新喜楽」で選考委員の黒井千次さんが会見し、選考経緯について説明した。概要は次の通り。 「今日は選考委員の村上龍さんが休まれたので、8人で選考を行いました。(偶数なので)票が4対4に割れてしまうことがあり、多少時間がかかりましたが、先に田中慎弥さんの『共喰い』が過半数をとって受賞が決まりました。それから投票を繰り返した末、円城塔さんの『道化師の蝶』が過半数となり、2作受賞が決まりました」 「『共喰い』については、どこか海辺の街の苦しい生活を送っているようなどろどろした人間世界、その中の父と子というような、どちらかといえば古いタイプの小説だったかもしれません。それに対して円城さんの作品は、これはメタ小説であるか否かという議論も出ましたけれど、筋があ

  • 【芥川賞】円城塔さん「ニコ動見てたら、受賞の電話が」+(1/4ページ) - MSN産経ニュース

    「道化師の蝶」で芥川賞を受賞した円城塔さん(39)は17日午後8時半過ぎから、東京・丸の内の東京会館で会見に臨んだ。グレーのジャケットにストライプシャツ、ジーパンという服装の円城さん。大学時代には物理を研究していた“理系作家”らしく、落ち着いた語り口で、受賞の感想を話した。最初に円城さんからの受賞あいさつがあり、その後、報道陣との質疑応答が続いた。

  • 【書評】『ダールグレンI・II』サミュエル・R・ディレイニー著、大久保譲訳 - MSN産経ニュース

    神話的SF長編の翻訳なる 海外SFには「幻の名作」として翻訳もされぬまま神話的に語り継がれている作品がいくつかあります。その中でも一番の“大物”が『ダールグレン』でした。 1975年刊行当時、800ページを超えるSF長編は稀(まれ)で、日では誰も読み通したことがない大作、難解で翻訳不可能な作品と言われ、今まで未訳のままだったのです。 20代の頃からアメリカン・ニューウエーブSFの旗手として活躍してきたディレイニーが執筆に4年を費やした作は、今までの彼の華麗なスペースオペラSF的要素は皆無の、黒人でありゲイである自身の半自伝的物語と、SF的思索・言語実験が駆使された超大作でファンを驚かせました。 さらに、異性愛・同性愛・乱交が入り乱れるハードな性描写も話題となり、刊行後、SFとしては異例の70万部を超えるベストセラーになったのです。邦訳もその100分の1でもいいから売れてくれればうれしい

  • 【芥川賞・直木賞】「投票で過半数に達せず」 芥川賞は「該当作なし」 芥川賞講評+(1/3ページ) - MSN産経ニュース

    第145回芥川賞は、「該当作なし」の結果だった。14日夜、東京・築地の「新喜楽」では、選考委員会の山田詠美さんが会見し、選考経過について説明した。詳細は次の通り。 「残念ながら受賞作なしとなりました。何度も討論したんですがこういう結果になってしまいました。最初の投票に関しては、一番点が低かったのが水原涼くんの『甘露』で、これはほとんどどなたの点数もいただけず、最初に落ちました。その次が谷有希子さん(「ぬるい毒」)で、そのときに点数が低かったので、議論の余地がないということで落ちました。石田千(せん)さん(「あめりかむら」)も点数が低かったので、何人かの選考委員がいいところを見つけ出してくださいましたが、それも落ちました。最後に残ったのが戌井昭人(あきと)くん(「ぴんぞろ」)、円城塔(とう)くん(「これはペンです」)、あと山崎ナオコーラさん(「ニキの屈辱」)でした。いろいろ興味深い意見もた

  • 宝塚歌劇団 真飛聖サヨナラ公演  本拠地で千秋楽+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

  • 【グラミー賞】「B’z」の松本孝弘さんが受賞 インストゥルメンタル・アルバム賞  - MSN産経ニュース

    【ニューヨーク=松尾理也】米音楽界最高の栄誉、第53回グラミー賞の発表が13日、ロサンゼルスで始まり、「B’z」の松孝弘さんが最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞した。 クラシックのピアニスト、内田光子さん(62)はクリーブランド管弦楽団と共演した作品で最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞を受賞。 また最優秀ニューエージアルバム賞には、大阪出身で南カリフォルニア在住の琴演奏家、松山夕貴子さんが参加したポール・ウィンター・コンソートの作品が受賞。同部門には、2001年に同賞を受賞したシンセサイザー奏者の喜多郎さんもノミネートされていたが、こちらは涙をのんだ。

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