このブログの主目的は、(1)英語教育について根本的に考え直すこと、(2)英語教育現場の豊かな知恵をできるだけ言語化すること、(3)英語教育に関する良質のコミュニケーションを促進すること、です。このブログでの見解などは柳瀬個人のものであり、柳瀬が所属する組織や団体などのものではありません。 教師のもつ最大の手段は声であり、からだだ。声とからだの重要性は、ICTがますます発展し情報伝達だけならオンラインでもできる現代においてますます重要になっている。なぜ人と人が同じ時空に身体を共存させ教え・学び合わなければならないのだろうか。声とからだを十全に使わないのなら、教師はオンライン手段に取り替えられればいいだけの存在ではないか。 教師は、もっと生の声とからだに注意を払うべきだろう。単に「標準的な発音」とされる音を出すだけでなく自分がどのような声で生徒と関係を築いているのか、単に立って動いているだけで