今まで何度も入院・手術をしてきた経験からすると、4 人部屋の各ベッドはカーテンでぐるりと囲まれ、同室の方達が看護師さんやドクターと会話される声が聞こえる以外には 患者同士は顔を合わせることも殆どなかった。 ここ数年間は コロナ禍で仕方ないにしても、遥か昔、母が入院していた頃は 6 人部屋でもカーテンは開けっぱなしで和気藹々と会話が弾んでいたように記憶している。病院とはいえ、換言すれば、お互い、病を抱えている身だからこそ? 個人の空間を大切にしたい時代になっているのだろうか? ところが、今回は入室すると、病室備え付けの洗面台 (4人共有) の前に たまたまいらした方にお会いした。お向かいのベッドの方のようだ。私が「今日からお世話になります夕暮れです。よろしくお願いします」とご挨拶をすると、私の母と同じくらいの年齢のその方 ( Tさん) は にこにこと挨拶を返してくださった。 私の病気の経過な
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