『ウォッチメン』見てきたぜー。いやこれはすごかった。驚くべき映画体験だった。まだ3月も終わってないのに、今年度おれ的ベストワンが有力視されていた『イケメンバンク』をブチ抜いて『ウォッチメン』が暫定一位の座についたね(ウケようと思ってすぐそういうこと言う)。 でも、それぐらいよかったんだー。このまま年末まで1位をキープできるだろうか。入れ替わる可能性があるとしたら、5月公開のJJ版『スタートレック』かなー。*1 さて、『ウォッチメン』ってのは、なかなか批評のしにくい作品である。ヒーロー映画の体裁をとりながら『ダークナイト』が一筋縄ではいかなかったとするならば、『ウォッチメン』は二筋縄も三筋縄もいかない映画だ。「ヒーローが現実にいた世界」とはいうものの、それをいうならクリストファー・リーヴ版『スーパーマン』だって、マイケル・キートン版『バットマン』だって、その世界観のなかでは実際にいたわけだし