近年の日本の防衛政策では離島の防衛が重要視されていきます。尖閣諸島問題に象徴されるように、南西諸島の離島への脅威が増しているからです。74年に南シナ海でおこったパラセル諸島の戦いのように、あるいは82年に南米でおこったフォークランド紛争のように。日本の離島が侵略にあったとき、自衛隊はどのように対処するのでしょうか? 近年の報道から、自衛隊の対処計画がかいまみえます。 離島への侵略はどのように起こるか? 自衛隊の想定 陸上自衛隊の研究本部がおこなった研究セミナーでは、離島への侵略がどう起こりそうかが想定されています(朝雲ニュース2010.9.30)。島嶼侵略では、①特殊部隊 ②高速輸送艇 ③空挺部隊 ④海上侵攻部隊 と段階的に攻撃が行われると予測。 最初に工作員が民間人に化けて潜入し、特殊部隊の受け入れを支援。特殊部隊は潜水艇などで上陸し、空港や港湾などを奇襲攻撃により占拠、レーダーサイトや
Googleが名刺管理サービスをリリースしたら、こんな感じになるのではないか、と思うくらい、楽で便利で快適な連絡先の管理アプリがこちらの『LISTER』です。Google製のアプリではありませんが「Google名刺管理」と言っても過言ではないかもしれません。 どれだけ便利なのかというと、「メールを受信するだけで、ユーザーは何もしないのに、勝手に名刺管理してくれる」という感じです。これだけではシンプルすぎて何も伝わらないので、その仕組みを以下にて解説します。 この『LISTER』がやってくれるのは、厳密には名刺管理ではなく「署名の連絡先抽出&リスト化」。アプリに自分のアカウントを登録すると、受信されたメールの署名部分を自動的に抽出。「名前」「会社名」「電話番号」などの解析も自動で行い、名刺管理ソフト風にリスト化してくれる、というわけです。 署名部分の読み取り、解析は、『LISTER』へのアカ
著者プロフィール:藤田正美 「ニューズウィーク日本版」元編集長。東京大学経済学部卒業後、「週刊東洋経済」の記者・編集者として14年間の経験を積む。1985年に「よりグローバルな視点」を求めて「ニューズウィーク日本版」創刊プロジェクトに参加。1994年~2000年に同誌編集長、2001年~2004年3月に同誌編集主幹を勤める。2004年4月からはフリーランスとして、インターネットを中心にコラムを執筆するほか、テレビにコメンテーターとして出演。ブログ「藤田正美の世の中まるごと“Observer”」 前回、日本は中国と対抗するために、ASEAN(東南アジア諸国連合)との関係、特に経済関係を深めること、また同時に中国に警戒感を持っているロシアとの関係を深めるように努力すべきであると書いた。その後、ロシアのメドベージェフ大統領は日ロ間の懸案である北方領土を訪問すると発表し、日本側の神経を逆なでしたが
ハーバード大学のスター教授は何も「白熱教室」のマイケル・サンデル教授一人ではない。2009年に米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたニコラス・クリスタキス教授(医学部・教養学部教授で現役の医師)もその一人であり、学部生による「好きな教授」の人気投票では常にトップクラスの得票率を誇る。その偉才が昨年、カリフォルニア大学の政治学者とともに、肥満も幸せもすべて“伝染する”と説く共著「CONNECTED」(邦題『つながり】(講談社刊)を出版し、あらためて全米で注目を集めている。インターネット世界だけでは得られない人と人とのつながり、すなわち社会的ネットワークが持つ驚くべき力について、縦横無尽に語ってもらった。(聞き手/ジャーナリスト、大野和基) ニコラス・クリスタキス (Nicholas Christakis) ハーバード大学医学部及び教養学部の教授。同大学提携病院の現役の内科医
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