ネーミング好きの米国人は、親と同居し、同時に子育てもしている中年夫婦を指して「サンドイッチ世代」と呼んでいる。親と子供に挟まれたサンドイッチ状態で、3世帯同居をしているということである。 ここから派生して、「クラブハウスサンドイッチ型」は、祖父母+両親+夫婦+子供(または、両親+夫婦+子供+孫)の4世帯同居を指し、「オープンサンドイッチ型」は、夫婦、または1人で両親と同居していることを指すという。 ここまでくるといい加減にしろと言いたくなるが、サンドイッチ世代という言葉は辞書に載っているだけでなく、毎年全国的な「サンドイッチ世代月間」まで設定されている。 以前からあったこの言葉が、最近頻繁にメディアに再登場するようになっている。これまでは珍しかった親との同居が、全米で急増しているためだ。 例えば、オバマ大統領。彼は、ホワイトハウスで義理の母親と一緒に住んでいる。いわば、サンドイッチ世代の象
伝統的な経済学のように合理的な経済人を想定せず、実際の人間による実験やその観察を重視し、人間がどのように選択・行動し、その結果どうなるかを究明することを目的とする行動経済学。 その第一人者として知られるのが、『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』『不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」』などの著作があるデューク大学のダン・アリエリー教授だ。 同氏は高価な偽薬(プラセボ)は安価な偽薬よりも効力が高いとを示したことから、2008年にイグノーベル賞※医学賞を受賞。「我々は本当に自分で決めているのか?」と題して2009年にTEDで行った講演は非常に話題となり、公式サイトでの再生数は80万回を超えている。 不合理にはすばらしい側面も ――行動経済学をどのように定義していますか。 ダン・アリエリー 伝統的な経済学では、人々は合理的、理性的な判断のもとに
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