不祥事が多発する大阪市の現業部門の職員について、「採用経緯を全部明らかにし、問題があれば再試験」とした橋下徹新市長の発言が波紋を広げている。 ごみ収集や道路清掃など現業職員の採用を巡っては、議員や労働組合の口利きがあったとする証言が後を絶たず、「パンドラの箱を開けることになる」との指摘もある。一方、不正採用が発覚すれば、市幹部は「免職以外にない」としており、組合側は「再試験で及第点に届かない職員の大量免職が、橋下氏の狙いでは」と警戒している。 ◆停職以上の65% 「職員の不祥事は目に余るものがある」 市長選に当選後、初めて市役所を訪れた橋下氏は今月5日、現業職員の選考方法や競争倍率を報告するよう、真っ先に総務局へ指示した。 市が昨年実施した調査では、平松邦夫市長が就任した2007年12月以降、10年3月末までに停職以上の処分を受けた職員は85人で、うち約65%にあたる55人が現業職員だった
「防災速報」では、地震や豪雨などの警報や注意報といったさまざまな災害情報を、まとめて受け取れるサービス。通知を希望する災害情報や対象地域を設定しておくと、速報があった際に自動で通知されるようになっている。 通知対象とする地域は、市区町村単位で3ヵ所まで設定可能で、たとえば、自宅・実家・勤務先のような使い方ができる。なお、地震情報と津波予報は、地域によらず全国一律の情報が通知される。 通知対象の情報は、国内で震度5弱以上の地震が発生した場合の地震情報、津波警報や注意報が気象庁より発表された場合の津波予報、気象庁が発表する降水ナウキャストの予測値に基づき直近1時間以内の降水量を通知する豪雨予報、登録地域の電力使用率が97%以上となった場合などの節電・停電情報となっている。 同社では、今後「防災速報」で送られる情報に、気象情報や放射線情報を順次追加する予定としている。 また、アプリにはTwitt
(英エコノミスト誌 2011年12月10日号) 2008年に世界は最初の大恐慌を招いた失敗を回避することで、2度目の大恐慌に陥るのを免れた。しかし欧州と米国の双方にとって、当時から学ぶべき教訓はまだ残されている。 「あなたの言う通り、我々の責任だった」。2002年、ベン・バーナンキ氏はノーベル賞受賞者ミルトン・フリードマン氏の90歳の誕生日を祝うスピーチでこう述べた。 これは1930年代の世界大恐慌時の苦難の大部分は中央銀行に責任があったとするフリードマン氏の結論に対する発言だった。 「しかし、あなたには感謝したい」と、後に米連邦準備理事会(FRB)の議長に就任するバーナンキ氏は続けた。「我々は二度と同じことを繰り返さない」 あれから9年、バーナンキ氏の仲間の中央銀行総裁たちは、この誓いを守ったと自画自賛している。イングランド銀行のマーヴィン・キング総裁は今年3月、「我々は大恐慌が起きるの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く