「20歳で借金60億、今思えばラッキーだった」 20歳にして、事業に失敗した父の借金60億円を背負ったヤフー執行役員・小澤隆生氏。当時を「ラッキーだった」と振り返る同氏はその後、他者に渡った会社を自らの資金で買い戻すほどの成功を収めます。 大学時代はアホですね。バブル経済っていうのがありまして、見てわかる通り私が上品なのは、父親が裕福でしたから、何不自由なく高校・中学と暮らしてきて、大学も入るわけです。家業を継ぎなさいということで後継ぎ息子として育てられたわけで、ずーっとふざけてましたね。 趣味はゴルフ、乗ってる車は外車、夏は別荘に行くというのが大学2年まで続きまして、バブル崩壊を迎えます。ある日父親に呼び出されて「話がある」と。「お前が継ぐ会社はなくなるぞ、ついでに60億借金があるから返せ」と。まだ20歳だか21歳のときでございますね。皆様方と同じくらいに私は60億の借金を背負ってました