大阪・関西万博で大阪府市の「大阪ヘルスケアパビリオン」に参画する日本生命保険は24日、自社の担当ゾーンで実施するバーチャル空間での体験型ゲームの概要を明らかにした。未来の都市を舞台とし、来館者に「100年時代」の人生を体験してもらう。 同パビリオンでは、官民のさまざまな展示を通じて、最先端の医療技術やライフサイエンスがつくる2050年ごろの「未来の都市生活」を提示。開催期間中、万博全体の来場者の10分の1にあたる約280万人の来館を想定している。 来館者は1階で健康状態をデータ化し、大型エレベーターで2階に上がると、各自の健康データに基づいた未来の自分のイメージが表示される仕組みなどを検討している。その施設内で、日生は展示・体験ゾーンの最後にある「ミライの都市」ゾーンに出展する。 この日の決算会見で日生が明かした構想によると、仮想現実(VR)を活用したゲームで、来館者が未来の都市で長寿化が