はじめて「負け」を認めた亀山社長 長らくテレビ界の覇者として君臨したフジテレビが11月27日、事実上の「敗北宣言」を出した。視聴率低下で2015年度上期(4月~9月)の営業利益が約10億円の赤字になったことを受け、同日の定例会見で亀山千広社長(59)が負けを認めたのだ。 「もう一度自分たちがフジテレビのイメージをゼロからの変えていくという気持ちでいくべきだと思う」 「負けているときにやれることは構造改革と意識改革」(毎日新聞デジタル11月27日付より) フジがここまではっきりと負けを認めたのははじめてのことだろう。 企業もスポーツチームも負けを自覚しないと強くはなれない。敗因の分析や再生策が考えられない。今回、負けを認めたのは、フジにとっても良かったのではないか。 これまでのフジは負けの意識を封殺し続け、ずるずると後退してしまった気がする。大きく変わらなければならなかったのに、その場しのぎ
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