2015年9月7日に開催された「Tech in Asia Tokyo 2015」にエコノミストのイェスパー・コール氏が登壇。「日本の新たな黄金期に向かって」をテーマに講演を行いました。同氏はグローバルイノベーションとテクノロジー投資の観点から日本経済のポテンシャルを解説して、「生まれ変わるなら日本人の23歳になりたい」と述べる理由と将来の日本に起こる変化について語りました。 日本の新たな黄金期の始まり イェスパー・コール氏:今日はみなさんに「日本は現在、新たな黄金期の始まりにある」ということをお伝えしに来ました。 日本について、悲観的な意見を持つほうがよっぽど簡単だということは承知しています。「コールさん、329年後には16人しか残っていないと言われるこの国を、どうやって楽観的に見ることができるのか」と言う人もいるでしょう。人口減少の問題ですが、これはナンセンスです。 これからの300年の
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