白衣姿の医学漫談が人気を集め、テレビ番組の司会者や俳優としても活躍したケーシー高峰さんが8日、肺気腫のため亡くなりました。85歳でした。 白衣姿で聴診器を携え、医学用語を使いながら笑いを誘う医学漫談や、「セニョール」「グラッチェ」などのことばで人気を集め、テレビ番組の司会者としても活躍しました。 俳優としての人気も高く、NHKのドラマ「夢千代日記」や映画の「木更津キャッツアイ日本シリーズ」など多くのテレビや映画に出演しました。 関係者によりますと、去年4月ごろに肺気腫と診断され、療養を続けながら民放の演芸番組に出演するなどしていましたが、8日、福島県いわき市にある病院で亡くなったということです。 ケーシー高峰さんの地元の山形県最上町で後援会の事務局長を務めていた五十嵐忍さん(81)は、「最上町であれだけの人はいませんでした。漫談家というだけでなく、刑事役などでドラマにも出ていました。悲しい