社内コミュニケーションのテーマでちょっと新しい仮説を立てている。 「社内コミュニケーションを活性化させて何が良くなるのか?」という質問への回答になると思うのだが、「社内コミュニケーションが活性化するとフリーライダーが減る」という仮説を考えた。 これまでは良く、日本人は、利他行為への意識が高く組織への帰属意識から協力を惜しまない民族だと言われているが、実は違った説もあるようだ。最近こうした論文を2つ読んだ。西條辰義先生の『実験経済学の方法論:「日本人はいじわるがお好き?!」プロジェクトを通じて』と竹村幸祐先生他の『日本人の集団主義を支える制度と心:日米比較実験による検討』である。 西條先生の実験とその結果は、2006/10/25の日本経済新聞朝刊の(やさしい経済学)での説明がわかりやすいので以下に引用する。 二人に二十四ドルずつもたせた (中略) (2)そのなかで両者が八ドルずつ出せば互いに
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