駅前や道路沿いにある地図の案内板。 みんなが「ここに行こう」と指でさしすぎて、そこだけ汚れていたり、塗料がはげていたりすることがある。 そこはきっと、迷いながらも多くの人が目的とする場所なわけで、つまりはその土地の人気スポットに違いない。 実際何があるのか見に行く事にした。
駅前や道路沿いにある地図の案内板。 みんなが「ここに行こう」と指でさしすぎて、そこだけ汚れていたり、塗料がはげていたりすることがある。 そこはきっと、迷いながらも多くの人が目的とする場所なわけで、つまりはその土地の人気スポットに違いない。 実際何があるのか見に行く事にした。
佐渡島にいったのでお約束の金山観光をしに行こうとしたら、地元の人から、ギリシャみたいな場所があるから、そこもぜひ観た方がいいと教えてもらった。 佐渡金山とギリシャ、どうにも結びつかない二つの単語だが、確かにそれは存在していた。
今年の春から初夏にかけて歩いたサンティアゴ巡礼の途中、スペインの「ラス・メドゥラス」という場所に立ち寄った。 そこに広がっていたのは、いくつもの尖がった岩山が屹立する、この世のものとは思えない光景である。しかも恐ろしい事に、これらは雨とか風とかの浸食作用によって作られた自然のものではなく、人間が山を崩して作った人工的な景観なのだ。 それも2000年前に、水の力を利用して。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:涼を求めて富士山の穴巡り > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter
10年くらい前に、ダムというものの魅力に取り憑かれて以来、僕は全国各地のダムを訪ねてまわってきました。 そして、とうとう国内だけでは飽き足らなくなり「海外も見てみたい」と思いはじめました。調べてみると、スイスに世界最大級のダムがいくつもあるらしい。スイスなら、海外初心者の僕でもひとりで行ってこられるんじゃないか。 なんて割と軽いノリで、後先考えずにスイスにやってきてはや数日。気がついたら日本国内と同じように、ふつうにダムめぐりができていたのでした。 (前編「スイスのダムめぐり(前編)」、中編「世界一のコンクリートダムを見てきた」) (萩原 雅紀) シオンを出発 というわけで、スイスのダムめぐりもいよいよ後編。今回はスイス中南部、ドイツ語圏からイタリア語圏(スイスはドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4種類が公用語)に入りながらダムをめぐり、最後は映画「007ゴールデンアイ」のオ
10年くらい前に、ダムというものの魅力に取り憑かれて以来、僕は全国各地のダムを訪ねてまわってきました。 そのうち、国内だけでは飽き足らず「海外も見てみたい」と思うようになったのは自然な流れでしょう。憚らずに書けば、ノモやヒデが辿ったのと同じ道。いや、同じではないけど。 調べてみると、世界最大のコンクリートダムがスイスにあるらしい。スイスなら、海外初心者の僕でもひとりで行ってこられるんじゃないか。 というわけで、無謀にも「海外ダムめぐり」に出発したわけです。中編の今回は、いよいよ世界最大の重力式コンクリートダムを見に行きます! (前編はこちら→「スイスのダムめぐり(前編)」) (萩原 雅紀) 前半の拠点 もし皆さんがスイスのダムめぐりに行くことになったら、現地での拠点のひとつとしてぜひおすすめしたいのが、スイス南西部ヴァレー州の州都、シオン。古い城と教会が建つ2つの丘を街がとり囲んでいるとい
10年くらい前に、ダムというものの魅力に取り憑かれて以来、僕は全国各地のダムを訪ねてまわってきました。当時はダムの情報がほとんど出回っていなくて、実際に行ってみないと大きさや形が分からないダムも多かったのです。 時代は進み、今ではいろんな人によって写真が撮られ、家にいながらにして全国ほとんどのダムが見られるようになりました。 しかし、海外はどうだろう。専門家の視察などではなく、ダム好き目線で海外のダムの情報や写真をたくさん持ち帰った人はまだいないのではないだろうか。 それならば、僕が行ってきます。と、誰にも頼まれてないのに、勝手な使命感に燃えて旅立ちました。 目指すは世界有数の巨大ダム保有国、スイス! (萩原 雅紀) なぜスイス? せっかく海外に行くなら、高さ日本一の黒部ダムよりも大きなダムを観てきたい。そしてお金も時間も限られるので、ある程度狭い地域にまとまってダムがある場所に行きたい。
箱根に80年以上の歴史を持つケーブルカーがある。 そのケーブルカーが5月末をもって引退するというのだ。正直これまで縁もゆかりもなかったものなのだが、引退するとなると乗りたくなるのが人間というもの。 急いで乗りに行ってきました。 (安藤 昌教) 私設なのでした 今回乗りに行くケーブルカーは箱根の宮ノ下という駅の近くの旅館にあるのだという。そう、このケーブルカー、私設なのだ。 私設で80年の歴史とはすごいではないか。80年前の1929年といえば世界史的には世界恐慌の発端となった年だ。日本では北海道の駒ヶ岳が爆発したりした年らしい。 そんな激動の時代を乗り越えたケーブルカーが今なお走っているという。
これが電子基準点だ。 左の人の入った写真を見ると分かるが、かなり大きい。5mくらいある。そしてこの、何とも言えないニョッキリ感。銀色にぴかぴか光るボディは宇宙から突き刺さってきた物体のようでもあるし、まるまっこいフォルムは人生ゲームのピンのようでもある。 こんなかっこいいニョッキリピカピカの物体が全国に1200ヶ所もあり、そして宇宙と通信して大地の動きを計測しているのだ。こんなに心ときめく話はない! 今まで知らなかった自分が悔やまれる。 しかしいったいこんな目立つ物体なのに、一度も見た覚えが無い。実際はどこに設置されているのだろうか。居ても立ってもいられなくなった僕は、さっそく電子基準点を巡る旅に出ることにした。 まずは設置場所をネットで検索 電子基準点の設置場所は国土交通省・国土地理院のサイト「電子基準点データ提供サービス」※リンクで誰でも、ID番号とともに検索することができる。例えば先
先日、日帰りで大阪に出張した。 行き帰りとも新幹線で、まったく余裕の行程だった。ふだん会社に行くよりも落ちついた1日だった。 これなら朝会社に行くふりして新幹線に乗ってどこかに行っても、その日のうちに帰ってこられるだろう。もちろん場所によるが、けっこうな距離で日帰りが可能である。遠くの崖や鍾乳洞に行ってたのに、あたかも会社に行ってきたような顔をして家に帰ればいい。 日帰りは仕事だけじゃなくて、失踪だって日帰りが可能だ。 (林 雄司) 異界への扉はあけっぱなし 数年前、品川駅に新幹線が停まるようになって、新幹線への乗り換え通路ができた。 壁だったところに突然通路が現れたのだ。通路の先には「博多」とか「広島」など、遠い地名が書いてある。品川駅に書いてある行き先と言えばどんなに遠くても小田原ぐらいだ。異界への扉がいきなりあいたような気分である。 社会から逸脱できるドアが野放しになっているのだ。
今年のゴールデンウィークは皆さんいかがお過ごしでしたか。私は所用で南下してきました。といっても日本列島、それも本州内ですが、せっかく南下するんだからとあえて新幹線は使わず、再び「サンライズ出雲」に乗ることにしました。3月に「見てきてジャーニー」で乗って以来、寝台列車に恋をしてしまったのだ。今度は終点、出雲市まで行ってやろうと。 そしてどうせ行くならあの出雲大社だ、ということで「寝台列車ありき」の出雲参拝となったわけですが、そこには何やらでかいものがあるというのです。でかいことはいいことだ。でかいもの、見たい。参拝よりもそっちに気をとられて一人旅してきました。 (乙幡 啓子) どうしてもサンライズ出雲のことから話を始めることになる GW中のチケットである、とれないと大変なので発売開始とともにみどりの窓口へ走ったが、乗ってみたら意外とすいてた、サンライズ出雲。でも乗るまでの1ヶ月間、財布の中に
個人的な話だが、神社でお参りをするといつも、「他は自分でなんとかするので、健康だけはお願いします」と手を合わせて心の中で念じるようにしている。年を重ねるごとに、この願いは切実になっている。 神頼みの健康。それはそれでいいのだが、やっぱり自分でなんとかしないといけないような気もする。 そんなとき、台湾にいる知人から、ぜひ来ないかと誘われた。おお、他の外国はともかく、台湾ならなんだか健康になれそうな予感がするぞ。 そういうわけで、健康になることをテーマにして台湾に行って、割と大変な目に遭ってきた様子をレポートしたいと思います。 (小野法師丸) ●拮抗する旅の疲れと健康ドリンク 健康をテーマにやってきた台湾。飛行機に長時間乗っているのは苦手なのだが、台湾なら日本ならそれほど遠くないので、割と気軽に行ける。
仕事が忙しい。 ちょっとまいっている(ちょっとね)。こんなときは旅に出て、一度心と体をリセットしたい。すっかり頭をリフレッシュすれば、また明日から頑張れるのだから。 そうだ!今日は風の向くまま旅に出よう。 そう、風の向くままに・・・。 (榎並 紀行) 文字通り、風の向くまま行動します 風の向くまま、気の向くままに旅に出る― そんなふうに、とくに目的地や予定を定めない気楽な旅。寅さんみたいに自由なひとり旅に憧れをもつ人も多いと思う。ぼくもそんなひとりである。 今日一日はそんな風来坊を気取って、ふらりと旅に出る。仕事とか人間関係とか日常のわずらわしさを置き去りにして。 風の向く方向を調べる装置を取り寄せた 風の向くまま旅に出るためには、必要なものがある。「精神的なゆとり」とか「まとまったお金」とかそういうことじゃない。 それは風向・風速計だ。風の流れていく方向と速度を計測する装置である。デジタ
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