「職業に貴賎はない」という言葉があるが、ほんとうだろうか。「共食いキャラ」見かけるたびにぼくは疑問に思う。 仲間を食えと誘う役目。時には自分で食べちゃったり、調理すらしたりもする。なげかわしい。 ブタの世界にSNSがあったら炎上間違いなしの職業「共食いキャラ」。改めてその実態に迫りたい。ああ、なげかわしい。
たとえばほら、上のコインランドリーなどどうだろう。すてきだよねえ。なんだろうこのキュートさは。 まず装テンがいい。この色。左右のストライプも絶妙だし、字体もかわいい。特に「ド」。よく見るとガラスドアに書かれてる字もかわいい。 なにより「純粋コインランドリー」である点に惹かれる。純粋コインランドリーとは、銭湯などに併設されているのではない、独立独歩のもののことだ。今回20あまりのコインランドリーを見て回って、ぼくは独立しているもののほうにぐっとくるということがわかった。みなさんはどうだろう。どうだろうって問われても困ると思うが。 このコインランドリーがすばらしいのは、外見だけではない。中もすてきだ。 まず壁紙が良い。なんだろう、この田舎の雑貨屋さんとかにある感じのこの壁紙の良さは。木製の年季の入った棚もいい。 あと、個人的にすばらしいと思うのは(そもそもぜんぶ個人的ですが)、空間の形だ。外観
関東の人間であるぼくは、甲子園球場の最寄り駅が「甲子園口」でないことにおどろいた。それでいうと、きっと新川崎駅と川崎駅があんなにも素っ頓狂に遠いとは思わず、うっかり降りてしまった人もいるだろう。 そう思って、以前、そういう間違えがちな駅を「まちがえき」と名付けて、わざと間違ってみた。楽しかった。 楽しかったのでもう一回やってみよう。さて、どこの「まちがえき」に行こうか?
今世間で話題の建造物といったらスカイツリーと渋谷のヒカリエだ。 しかし、ぼくが気になるのはもっと古いビル。おそらく高度経済成長期前後に建てられた、なんてことないビルだ。なんていったってかわいいのだ。 なんというか、近年建てられるビルには「かわいらしさ」が足りないとおもう。みんなクールでかっこいいんだもの。 今回は世の趨勢に背を向け、かわいいビルを愛でてみよう。
ぼくはたいそう高架下に惹かれていて、これまでも「高架下の風景を観賞する」というどうかしている記事や「高架下初詣をやってみた」というどうかしている初詣をやってきた。 このふたつのどうかしている記事は、どちらも東京は日本橋川と神田川のうえの首都高高架を愛でたものだ。ほんとすてきだよねえ、高速道路の高架。 で、今回同じその川を船で行くことになったのだ!こりゃ高架下を鑑賞するチャンスだ! (大山 顕)
地下が好きだ。 ぼくが中学生のころゲームブックというものがはやっていて、ぼくもはまっていた。で、好きが高じて大手町の地下をダンジョンに見立てたシナリオを自分でつくったものだ。 つまり当時からぼくはどうかしていたということだ。なんだよ「大手町ダンジョン」て。 (大山 顕) 名付けて「カジュアル地下」 自分の子ども時代をふり返って恥ずかしい思いをするためにこの記事を書こうと思ったのではない。そうではなくて、地下ってなんだかたのしいよね?ぼくだけじゃないよね?ということがいいたいのだ。 「地下っておもしろい!」っていうと、大深度地下とか、ふだんは入れない地下の施設とか、かつての軍事施設の遺構とか首都圏外郭放水路とかの話が多いんだけど、正直そういう非日常の地下にはあんまり興味がない。まあ、外郭放水路はすごかったけども!
2009年09月15日22:06 カテゴリヤバ景(やばい景観) こんどは臨海大橋の架設を見てきたよTweet 先日の浜出しに引き続き、今日は架設工事を見てきました。国交省さん、ありがとう! 先日は地組していたトラス桁を台船によっこいしょと載せる工程を堪能したわけですが、今日はその台船に載った桁がどっこいしょと橋脚に載る工程を堪能したわけです。 何回見てもすごい。目の前にあるのに、現実感がない。圧倒される。 ↓クリックで拡大。例によって横8000pixあります。 ↓これも。 詳細はいずれ。たぶんDPZで書きます。 「ヤバ景(やばい景観)」カテゴリの最新記事
2009年09月11日18:20 カテゴリヤバ景(やばい景観) 臨海大橋の浜出しを見てきたTweet 今日、国交省が出してくれた船に乗って、中防と若洲を結ぶ橋、臨海大橋のトラス桁をどでかいクレーンで地組の台からどっこいしょと持ち上げるところを見に行ったよ!すごかった!詳しくはあとで追記します。とりあえずは、写真を。 ↓左の緑の山がご存じ中防。画像クリックすると大きくなります(横8000pixあるので注意!) 詳しいレポートは追って! 「ヤバ景(やばい景観)」カテゴリの最新記事
いぜん工事中のジャンクションをみんなで見に行ったことがある。こういう世間的にはなかなかご理解いただけない趣味を持つもの同士が集まって楽しむというのはとても良いことだと思う。 で、同じように工場でもやってみた。 (大山 顕) もくもくと愛でる参加者たち 以前、友人のはからいで首都圏の肥沃な工場鑑賞の地、川崎の運河をクルーズした様子をお知らせしたことがある。あれはちょう楽しかった。 楽しかったが、船だすのってなかなかたいへん。免許持ってないぼくにとってはクルマ出してもらうのも大変だが、船はその比ではない。お金もかかるし。 でも水面からの川崎の工場の風景は素敵だ。独り占めしていてはバチが当たる。どうにかならないものか。 そんなおり、とある旅行会社の理解ある方が船を出してくれることになった。その様子をお届けしたい。みんなで工場鑑賞クルーズだ!ひゃっほう!
これまでデイリーで工場の記事をいくつか書いてきたぼく。工場の写真集なんかも出していっぱしの工場鑑賞家気取りであるのだが、しかしまだまだ訪れていない工場がたくさんある。 まだ見ぬ愛しのひとよ。あなたのことを思うだけでぼくの心は千々に乱れる。 そんな未経験の工場のひとつが北九州のものだった。過日ようやく訪れる機会を得たので、その素晴らしさをお伝えしよう。 (大山 顕) 今回の旅でしょっぱなガツンとやられたのが、上の眺めだ。小倉駅のホテルにチェックインしてドアを開けたとたん、見えた景色がこれだったのだ。溶鉱炉がツインで。すばらしい。部屋はシングルだが、これは事実上の「ツインルーム」だ。 海辺のリゾートホテルなどでは、部屋の向きによって「オーシャンビュー」などと呼ばれ料金もちょっと高めだったりするが、この部屋はまさに「工場ビュー」。しかも料金は据え置き価格。良心的だ。最高の景色を求めて今後日本各地
昨年、「絶滅危惧種アパート」という記事を書いた。日本に住んでいる人の多くが「ああ、あれね」と思い起こすであろう「いかにもアパート」な建築物を愛でる記事であった。かわいいよねえ、アパート。住みたいかどうかは別として。 今回はその第二弾です。 (大山 顕) ■ぜんぜん絶滅危惧種じゃないけど ぼく自身はアパートに住んだことはない。なのに、なんだかぐっとくるアパート建築。登るときの「カンカンカン」ていう音がなんだか愛おしい鉄の階段、せいぜい二階建て、いざとなったら燃えやすそうな建材。かように「アパートらしい」要素を挙げれば挙げるほど、ぐっとくる理由が分からなくなるが、偏愛とはそういうものだと思う。最近ぼくはあきらめたよ、好きな理由を探るのは。 こういう「いかにもアパート」なアパートはおそらく今後新しく作られることはないと思うので、こりゃ絶滅危惧種に違いないと思って前回の記事を書いた。しかしどっこい
高級住宅街を歩いていたら、面白い物を見かけた。庶民の皆さんには珍しい物ではないかと思う。庶民派のぼくといっしょに鑑賞しましょう。 (大山 顕)
以前「工場見物」と称して当サイトのウェブマスターである林さんと川崎の工場をめぐったことがある。それは楽しいひとときだったのだが、おしむらくは男ばかりだったということ。女性と行ったらもっと楽しいんじゃないだろうか。 そう思って女性を誘って工場へ行ってきました。果たして「工場デート」は成り立つのか。 (text by 大山 顕) ぼくの知り合いの女性たちはぼくの嗜好をよく知っていて、いまさら「工場デート」ぐらいでは驚かない。それじゃ面白くない。そこで人づてに女性を紹介してもらって、その方を連れて行ってみることにした。つまり初対面だ。初対面の男にいきなり工場に連れて行かれる。これはちょっとしたセクハラか。いや、「セク」はない。ただのハラスメントだ。 写真の女性ふたりがその方々。左が福井さん、中央が杉浦さんだ。とても素敵なおふたりで、心が痛む。すまん、工場なんだよ、行くのは。この場を借りて親御さん
団地を鑑賞するという趣味をもっているぼくだが、世の中にはそれ以上に理解しづらい趣味を持っている人がいる。国道マニアとでも呼ぶべき人たちが、それだ。 今回、そのお一人といっしょに国道巡りをしてきたので、その様子をレポートしよう。いつも分かりづらい記事だが、今回は輪をかけて分かりづらいので注意! (text by 大山 顕) 「世界一分かりづらい」などと評してしまったが、じつは国道好きは世の中にけっこういる。ためしに「国道マニア」で検索してみてほしい。鉄道ほどじゃないが、すくなくとも団地マニアよりはたくさんいる。 し かし、なにが分かりづらいって、この人たちの趣味は「国道走ったよ」っていう活動につきる、という点だ。つまり、何かを作ったりコレクションしたりじゃな くて、ただ道を行く。上記で検索して出てきたサイトをいくつか見てみると分かるが、文字が多い。写真撮るにしても、そこに写るのはただのなんの
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