前回までの3回で、Androidアプリケーションの開発に必要なSDKの導入方法や、Android Marketへの申請方法を一通り説明してきた。この回からは、シンプルなRSSリーダー・アプリケーションの開発を通じて、アプリ開発の実際の手法や必要な知識を紹介していく。 実践的な内容も多少含んでいることから、Java言語の基礎に加えて、Androidアプリ開発の基礎をある程度習得している読者が対象になるが、Androidアプリの自作を考える読者にとっては、参考になるだろう。 基本的な開発作業の流れを中心に、アクティビティの実装部分についてもほんの触りだけだが、解説していく。 開発するRSSリーダーの概要 今回、題材として開発を進めていくRSSリーダーは、ITproがすでにAndroid Marketで公開しているニュース・リーダーの機能縮小版という位置付けのアプリである。Android端末をお
アプリケーションを開発する それでは,日英翻訳アプリケーションを開発する。次のような仕様とする。 ●画面上のテキスト・ボックスに日本語を入力し,「Translate」ボタンを押せば,入力した日本語を英語に変換する ●画面から[Send]ボタンを押せば,他のアプリケーションに翻訳した結果を渡す ●画面上に表示されているボタン,あるいはメニュー・ボタンから操作できる。画面上の翻訳ボタンでは,入力されている言語を自動認識して翻訳するが,メニュー・ボタンでは,翻訳する言語を選択して翻訳する。Androidでは,画面上に表示されない詳細な操作をするためにメニュー・ボタンを使用する(写真2)。 ひな型の作成 ここでは,Androidのが備えるサンプル・プログラムを改良してアプリケーションを作成する。サンプル・プログラムの中で上記仕様に最も近い「Skelton Appli」を使う。 最初に,Eclips
2009年10月、Android Marketの有料アプリ配信が始まりました。また先日新バージョンの2.0も発表され(参考:グーグル、Android 2.0対応のSDKリリース)、これからAndroidのアプリ作成を始めようという方も多いと思います。せっかくなので、Androidだからこそ作れるアプリを作りたいものですね。 本稿では、Androidの特徴を押さえてアプリ作成を始めるための基礎を紹介します。 Androidアプリ作成を始めるには何が必要なの? まずは、Androidアプリ作成に当たり、必要なものを確認します。 ■ OS環境 ここで特筆する必要はないかもしれませんが、以下の通りです。 Windows XPまたは、Vista Mac OS X 10.4.8以降 Linux ちなみに、筆者のOS環境はWindows 7ですが、2009年11月現在のところ問題は起きていません。 ■
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