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2015年8月7日のブックマーク (2件)

  • 『街場の五輪論』(内田樹,小田嶋隆,平川克美著)を読む。残念。

    人間の「生」にとって「スポーツとはなにか」を問う。それは「儀礼」なのか,それとも「贈与」なのか。はたまた「宗教」なのか。この問いはどこまでも広く,かつ深い。 もう,内田樹さんの「街場」ものはいい,と思っていましたが,「五輪論」となれば見過ごすわけにもいかず,とりあえず,さっと読みました。大きな活字で,余白もいっぱい。3人の友情あふれる馴れ合った関係がまるみえの「雑談」。 ひとことで感想を言わせてもらえば,にすれば「売れる」,という単純な発想の企画でしかありません。じつに安易で,いい加減なお話がほとんど。鼎談のなかでは,オリンピックが商業主義に毒された単なる金儲けでしかない,だから,東京での五輪開催に反対だ,とこき下ろしながら,自分たちもまったく同じことをやってらっしゃる。その自己矛盾にも気づいていないとしたら,この人たちももう「おわっ」ですね。 でも,さすがに内田樹さんは,ほかの二人のど

  • 茂木健一郎「凡人が目指すべきは、専門バカより雑学王」

    勉強に限界を感じている人、必読! 脳を活かした最新の勉強法を、茂木健一郎氏が伝授する。 「凡人が秀才に勝てるわけない」 私たちはこう思い込んでいる。しかし社会人になってからの勉強次第では、高卒が東大出をさしおいてビジネスで成功するのも夢ではない。 凡人が逆転勝利を収めるには、次の3つが不可欠だ。(1)脳の特性を知ること。(2)まだスマートフォンを持っていない人はすみやかに入手すること。(3)誰かに強制されなくても自分の意思で勉強するという“志”を持つこと。 まずは脳の特性について説明しよう。社会人の大半は「時間がないから勉強できない」と思っている。しかしそれは思い込みにすぎない。大事なのはいかに長時間勉強するかではなく、いかに深く集中するかなのだ。 時間の経つのも忘れるほど何かに夢中になっている状態を指す。このとき、脳と体は最もパフォーマンスを発揮する。スポーツ選手がすごい記録を出すときは

    茂木健一郎「凡人が目指すべきは、専門バカより雑学王」